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【大問題】付き添い登校は悪なのか?

5/12~5/13あたりに、X(旧ツイッター)で話題になっていたテーマ「付き添い登校」

様々な環境の変化や子どもの発達の遅れの問題、また何かしらのトラウマを子が感じて学校への足が遠のいてしまっている状況はよくあります。
そんな中、親もそれを支えて、朝のすごく忙しい時間帯に子どもと付き添い登校をしてでも学校に通っている・・・。

そんな中、一つの、学校の先生のつぶやきが様々な議論の発端に。

子どもに付き添って、親御さんが登校だけでなく授業にも付き添うという事が子どもにとって可愛そうだという趣旨の投稿。

その先生は、あまりの反響の大きさにその「つぶやき」をすでに削除しているようではあるが、未だに、付き添い登校をしている親御さんたちのこころは相当傷ついており、色々と問題提起に派生している現状。

そもそも、その「自称教師」がつぶやいた意図がわからない。
「子どもが可愛そうだから」というその教師の主観があるようだが、なんで子どもがかわいそうなのかが欠落している点や、それをこのような拡散型SNSで投稿することの問題を自覚していなかったという点が大きな問題だろうか?

学校との協議を経て、その子どものための最善の策として、付き添い登校をしているという事実がある。なのに、それを担任?の立場で「可愛そう」と述べてしまうのはなぜなのか?協議をしたのではないのか?親御さんと相互理解の上で決めたのではないのか?また御本人となぜ再協議しないのか?

そしてそれを安易にSNS等でつぶやいてしまうという事の問題の大きさを自覚できない人が少なからずいるということが、支援の幅や支援している親をより生きづらくしているということにもなりそうだ。

また、「火のないところに煙は立たず」ということわざもある通り、付き添い登校や付き添い授業が必要になってしまうような授業をその担任が行っているのではないのか?と邪推されることにもなる。そもそもこのような投稿をするのだから、、子どもが安心していられる環境をクラスで作れていないのではないか?自身のマネジメントの問題もあるかもしれないのに、その矛先を子供に向けているのではないか?という見方をされてもおかしくない。

多くの教師は、子どものためにうまく環境調整をしたり配慮をしたりしている。それだけ教師には負担を与えてしまっているわけだが、それでも、出遅れてしまっているこのために色々とあの手この手を考えてくれている。

そんな関係性を破壊するかのような安易な「つぶやき」は双方の信頼関係に大きな溝を作ることになるという事を理解してもらいたいものだ。

イチ個人の配慮の無さが拡散され、それが全体の意見になってしまうというのだけは避けたいものです。

それだけ、親と子の当事者の苦労は大きく、何よりも「付き添い登校」そのものをしたくないという気持ちは他の誰よりも深く大きく感じているわけですからね。

安易なつぶやきが問題視される中、それでも日々最前線で子どもや親御さんを支えている真の教師たちに敬礼!!

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