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『奇跡のCOMEBACK!Crossing Switzerland』 エピソード5

Crossing switzerland 2022

『奇跡のCOMEBACK!Crossing Switzerland』

エピソード5

第4LENK〜第5ライフベースL’Etivazまで約348km累積標高D±20,844m D-20,167m

Lenkライフベースは、学校施設だった
食堂でパスタを頂き
ハムやチーズ、サラミなども・・・
シャワー浴びて、2段ベットルームで4時間くらい眠っていた
起きてから尾西の赤飯を食べる
脚にガッチリテーピングを巻き込んで
ライフベースを後にした

1kmくらい進んだころ
硫黄の匂いが広がってきた
温泉だ♨️
入れないけど癒された

そこから1,000m UPのTRUTLISBERGPASS 2,046mへ


見晴らしのいい山で遠方の山々が綺麗に見え
カールが綺麗に(整っている?!表現がおかしいが・・・)

カールが綺麗だ


絶景だ!!!
もう1度、ハイキングで訪れてみたい

カール下からの眺め


カールの下からの眺めも絶景
しばらく、なだらかな下りが続き
Gstaad エイド近くの街へ入ってきた
道路と建物は、曲線で結ばれていて
柔らかい街並み

曲線の道路と街並み


もちろん、建物の雰囲気も可愛くて素敵だ


ガーデンンを綺麗に❗️

エイドステーションに入ると
暖かく迎え入れてくれるボランティアスタッフさん達
その中に日本語を話す70代から80代の女性
話を聞くと孫が横浜にいるらしい
それで、孫と会話がしたいから日本語を話せる様に勉強されている
幾つになっても学びは大事なんだと実感
ここのエイドステーションは、ラクレットを作ってくれた
果物も豊富にあり食が進んで長居してしまった。



Gstaad 標高1,034mエイドを出て
TRITTLISATTEL標高1,946mを超えて
L`ETVAZ標高1,139m348kmライフベースを目指す
この区間も眺めが良い地形が続く


トレイルもシングルトレイルで走りやすい
牛を放牧して牛舎小屋へ集める作業をしている
牛使いは、大声を出して誘導し
犬も一緒に牛を小屋へ誘導していた
アルプスの少女ハイジを思い出した😄


ライフベース手前5kmくらいになった頃
天気が急変して雷雨になってきた
トレイル場にあった牛のウンチが
いっぺんに柔らかくなる
足の置き場に注意が必要だが
気にしてはいられないし
脚が思い通りに動かせないし
思考回路がフリーズ
少し気温が下がり右脚の腸脛靱帯炎が痛み出す
下りに入りテクニカルな路面に・・・
日本のトレイルのような木根っこがバラバラと
捻挫しやすい状況で
尚且つ
脚は限界を迎え
足裏も水膨れのオンパレード
完全にソックスとの相性が悪かった


アルプスサラマンド

そんなノロノロ降っている最中
アルプスサラマンド(オオサンショウウオ)発見
最初は、死んでいるかと思ったら
のっそり動き出した
そんな珍獣を見てほっこり


降りはつづく
地獄のような道
早くここを抜け出したい
そんな思いでいっぱいだった
木々の隙間から街がみえライフベースが近いことを感じた
L`ETVAZ標高1,139m348kmライフベースに到着し
少しホッとして落ち着いた

まとめ
・温泉の匂いに癒しを感じた
・TRUTLISBERGPASSからのカールは絶景だ
・日本語を一生懸命話してくれるエイドスタッフに感謝と尊敬
・アルプスサラマンドの珍獣にほっこり

エピソード6へつづく
最終話


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