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なぜ決断する時に身内に相談してはいけないのか?

こんばんは。

コーチの玉野貴士です。

今日は
『重要な決断をする時に人に相談してはいけない』
ということについて

お話していこうと思います。

突然ですが、あなたは
ビジネス系や自己啓発関連、

『いわゆる意識高い系』がいくような
セミナーに通ったことがありますか?


さらに、人生の一大決心を要求されるような
高額の参加費がいるセミナーに
参加しようか迷ったことはありますか?

知っている人は知っていると思いますが
わたしはこういったセミナーに
山ほど参加してきました。


そして、大抵の高額セミナーの講師は
セミナーに参加しようか迷っている人に
こう助言します。

『身内や近しい人には相談してはいけない』

そりゃあ、講師側からすれば
身内から反対される確率が高いのが
分かっているからそう助言するわけです。

ただでさえ参加候補者は
近しい人に相談すると
山ほどの反対意見に浴びせられ、
参加する意志が削がれてしまいますからね。

では、ここであなたに質問です。


こういった重要な決断をする時に
なぜ身内や近しい人に
相談してはいけないのだと思いますか?


反対されるからでしょうか・・・
事情を理解してくれないからでしょうか・・・


確かにこれは答えであるけど
”本質的な答え”ではありません。

本質的な答えとはこうです。

自分の身内や友人など近しい人は

『”これまでの自分”で作り上げた関係』
だからです。


きっとあなたは
『”これまでの自分”で作り上げた関係』
という意味がよくわからないと思います。


コーチング理論で説明すると
これまでのコンフォートゾーンで
作り上げた関係だということです。


(コンフォートゾーンについて
わからない方は以下の記事参照)

https://takashitamano.com/comfortzone/


まず前提として、人は
コンフォートゾーンを乱されるのを
酷く嫌います。


そして、人間関係の繋がりにも
もちろんコンフォートゾーンがあります。


あなたが一大決心しようか迷って
親しい人に相談した時に
こんな経験はありませんか?


「そんなの失敗するからやめとけ」

「どれだけのお金がかかると思っているの」

「あなたにできるわけないじゃない」

「それって怪しい・・詐欺じゃない?」


こういった意見は相手からすれば
あなたの為を思って言っている意見
なのかもしれませんが実は違います。

無意識的に自分のコンフォートゾーンを
乱されるのを予測しているから
反対している
のです。


こういった意見をいう人達は
『それまでのあなた』を見て
現実をジャッジしています。


『今までこうだったから
今度もこうなるに違いない』

と自分の考えで、断定してしまうのです。


本当はこれまでとは違う
明るい未来が待っている可能性もあるのに
その可能性は見ようとしないのです。

なぜなら、現状の関係性の秩序が取れている
”そのままのあなた”でいて欲しいからです。

こういった意見は単なるエゴです。

その人達の意見を取り入れるほど
現状のあなたのままで
留まり続けることになります。


だからといって誰にも相談せずに
決めろと言っているわけではありません。

特にリスクのある決断は身内にも
影響を及ぼしますからね。


しかし、真の意見を取り入れるべき相手
は別にいます。

その相手は

・あなたの目指している人生を生きている人

もしくは

・コーチなどの相談業の人


なぜこの人等の意見を取り入れるのが
おすすめなのかというと

これらの人はあなたへの
先入観や偏った意見を抜きに
あなたの価値観に寄り添った
意見をくれる
からです。


迷いを増強させるのでなく
迷いをはらう為の意見をくれます。

もちろん最終的な
判断を下すのは自分
です。


そしてその決断によって起こる
現実の責任も自分です。

だからこそ、
自分の価値観に沿った
後悔のない選択が必要になります。

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※本記事はコーチングメルマガで配信されたものを引用しています。

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