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【東京】東京ドームに行ってきた【2015年4月】
どーも、たかしーのです。
昔の写真を整理しながら、過去に行ってきた場所の思い出を書いていきたいと思います!
今回は、2015年の東京ドームです。
ポール・マッカートニーの来日公演「ポール・マッカートニー OUT THERE JAPAN TOUR 2015」に行ってきたので、そのときのライブレポを書いていきます!
観光したところ
東京ドーム(文京区後楽)
2014年、日本公演を予定していたものの、体調不良のため急遽中止となってしまった伝説のシンガーソングライターポール・マッカートニー。
そのリベンジ公演として開催された
「ポール・マッカートニー OUT THERE JAPAN TOUR 2015」
になんと行くことができました!
どれだけ、この日を楽しみにしていたことか…
この日、仕事もなんだかそわそわした感じで手につかず、定時になった瞬間に、急いで東京ドームへダッシュ!
![](https://assets.st-note.com/img/1714371716686-zN2pGjdQVL.jpg?width=800)
なんとか、公演時間まで間に合うことができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1714371729041-ulWBkXkT89.jpg?width=800)
席に着くと、この人だかりでした。
会場では、The BeatlesやWingsの楽曲がリミックスされたBGMと、それに合わせた映像がモニターに流れます。
周りを見渡しても、やはり年配の方が多く、この日を心待ちにしていたんだな、というのがうかがえました!
開演時間は18:30〜でしたが、30分ほどこの映像が流れて、会場を盛り上げる演出があったあと、照明が一気にオフに!
会場が暗くなったあと、ステージにバッと照明があたると、今回のバンドメンバーとともに、ポールがベースを持って登場しました!
遠くからでしたが、ハッキリとその場にいるのがボール・マッカートニーだということがわかりました!いやー感激!
両手を上げ「カエッテキタヨ!」と歓声に応えるポール。
そして、バンドメンバーの準備が整ったところで、ついに演奏スタート!
ここからは、印象に残った楽曲を中心に書いていきます!
1. Magical Mystery Tour
キターーーーヽ(;▽;)ノーーー!!
1発目は、ビートルズ楽曲「Magical Mystery Tour」!
この曲のイントロとポールのボーカルが流れた瞬間、「本物やーーー!」と感激が頂点に達してしまいました!
当時の録音のものと、ほとんどかわらない見事なまでのボーカル三重奏。
ほんとに、素晴らしいオープニングでした!
3. Can’t Buy Me Love
ポールが2013年にリリースした新曲「Save Us」につづいて演奏されたのは、初期のビートルズ楽曲「Can’t Buy Me Love」!!
御年72歳とは思えない、若々しいボーカル。
約50年前に作られたであろう楽曲が、こうして生で聴けるのをうれしく思いながら聴いていました。
ポールとともにサビの部分が歌えたのも、幸せな時間でした〜。
6. Paperback Writer
その後、ウイングスの楽曲がつづいたところで、スタッフからチューニングのあったギターを受け取ったポールがひとこと。
「次の曲で使うギターは、60年代にこの曲をレコーディングしたときに使ったオリジナルなんだぜ」と。
と、いうことは…
と、思った瞬間に「Paperback Writer〜♪」と歌うポール!
きました!ビートルズ楽曲「Paperback Writer」!
疾走感あふれる私がビートルズで大好きなナンバー。ウチの親父が持っていたレコードをひっぱりだして、何度も聴いていたのを思い出します!
あの輪唱のような「Paperback Writer〜♪」のかけあいが、当たり前だけど、ビートルズそのものでほんとに感激でした!
ありがとうございました!お耳、幸せ~~~ヽ(;▽;)ノ
***
そんなビートルズ楽曲で、大興奮に包まれた会場。
すると、ギターを持ち上げ歓声に応えたポールが向かったのは、ステージの右上に設置されたピアノの前。
そして、日本語でひとこと。
「コノキョクハ ナンシーノタメ二カキマシタ!」
7. My Valentine
ポールが2012年にリリースしたアルバム「Kisses on the Bottom」から「My Valentine」。
ナンシーとは、ポールの現在の奥さんのこと。
そんなナンシー夫人に送ったラブソングが、この曲だそうです。
同時に、モニターで流れた手話をしながら曲を歌っている男女の映像が、とても印象的でした。
ちなみに、PVに出演されているのは、ジョニー・デップとナタリー・ポートマンだそうです!気づかなかった!!!
9. The Long and Winding Road
その後、ウイングスの楽曲「Nineteen Hundred and Eighty-Five」がつづいて、歌われたのはビートルズ後期の名曲「The Long and Winding Road」。
まるで、ビートルズ自身のエンディングテーマのようなこの楽曲。
バックに流れる雄大な自然の映像とマッチしていて、とても素晴らしかったです!
***
すると、曲が終わり、またポールが日本語でひとこと。
「ツギハ リンダノタメ二カキマシタ!」
と言って、またピアノを弾き歌い出すポール。
10. Maybe I’m Amazed
流れてきたのは、ボールのソロデビューアルバム「McCartney」に収録された楽曲
「Maybe I’m Amazed」
前妻であるリンダ夫人への思いが歌われた、この楽曲。
エモーショナルなボーカルが、特徴的なこのナンバー。
ポールのうなるような歌声がとても心地よく、ピアノを弾きながら歌っているとは思えないほどの圧巻の演奏でした!!!
***
楽曲が終わり、ピアノを離れて、またセンターポジションへ戻ってきたポール。
休憩もなしに、今度はアコースティックギターを手に歌い始めます!
11. I’ve Just Seen a Face
ビートルズ楽曲「I’ve Just Seen a Face」
アルバム「Help!」に収録されています。
先ほどのブルースナンバーとは一転して、軽快なカントリー・ナンバー。
1つのライブで、様々なジャンルの音楽を聴けるのは、ポールだけなんじゃないかって思うほど、作曲の幅の広さを聞いていて、感じました!
曲が終わるなり、
「アリガトウー!」「スバラシイー!」
と、これまた日本語で応えるポールがかわいかったです!
12. We Can Work It Out
お次も、ビートルズ楽曲「We Can Work It Out」
キーボードの方が、アコーディオンに楽器を持ち替え、さきほどのカントリーな雰囲気とはまた違った、爽やかなUKらしいポップ・サウンドへ。
この楽曲も、中学のときからよく聴いていたので、イントロからハッとなりました!
14. Hope For The Future
まだまだアコースティックギターで、演奏を続けるポール。
今度は、演奏前に「ツギハ ゲーム ディスティニー ノ キョク デス!」と言って始まったのは、自身が初めてゲームソフト用の音楽として書き下ろした楽曲「Hope For The Future」
昨年、リリースされたこの楽曲は、バンドサウンドとは思えないほど壮大かつダイナミック!
今なお、このような音楽シーンで挑戦を続けるポールの情熱が伝わりました!
***
その後、ビートルズ楽曲「And I Love Her」を熱唱したあと、1人アコースティクギターをもって、ステージの前方へと歩き出すポール。
すると、裏のバンドメンバーが退場。
そして1人となったところで、ポールが東京ドーム5万人の前で、今度は弾き語りを披露します!
16. Blackbird
今なお、弾き語り楽曲としてコピーする人の多いビートルズの名曲「Blackbird」
ポールの歌声とギターを聴くため、東京ドームのファンもあまり声を上げることもなく耳を傾けます。そのおかげもあってか、遠くからでもポールが指を弦にスライドさせる音まで聞こえるほど。
透き通った歌声とギターの音色に、非常に心地よい気持ちになりました!
また、ステージもポールが歌うたびに上昇していき、モニターやステージには森や滝の映像が映し出され、まるで森の中で聴いているような雰囲気に包まれました。
***
その後、「ツギハ ジョンノタメデス!」とポール。
盟友ジョン・レノンへの追悼歌として制作された楽曲「Here Today」を披露。
そして、メインステージへと戻ると、センターにはオルガンが登場!
そこに座ると「新しいアルバムから何曲かするよ!」と英語でポール。
そして、始まったのは…
18. New
ポールの最新アルバム「New」から、文字通り「New」!
軽快なオルガンのサウンドに思わず手拍子をしたくなる、ビートルズ時代からまったくブレることのないポップ・ミュージック。
正直、このアルバム自体は聴いていなかったのですが、曲を知らなくてもノリノリで聴けました!
***
その後、同アルバムから「Queenie Eye」
そして、ビートルズ時代の楽曲「Lady Madonna」を続けて演奏!
大歓声の中、今度はオルガンからアコースティンクギターに持ち替えてひとこと。
「ツギハ コドモタチ ノ タメ二 ウタイマス!」とポール。
そして、演奏されたのは…
21. All Together Now
ビートルズのアルバム「Yellow Submarine」から「All Together Now」!
同じ名前の映画で使用された、まさに子供のために書き下ろされた楽曲。
いわば、ポールが制作したアニソン!
歌詞も単純明快でもって、子供でも口づさみやすいメロディ。
笑顔で歌っている親子がモニターに映るなど、幸せな空間でした!
***
その後も、ビートルズの名盤「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」の楽曲から「Eleanor Rigby」まで、続けて演奏してくれたポール。
「アリガトウ!」とギターを持ちながら、バンザイのおなじみポーズで歓声に応えるポール。
すると、今度はウクレレに持ち替え、「ツギハ ジョージノタメデス!」と言うと、歌ったのはジョージ・ハリスンが作ったあの曲!
25. Something
おなじみ「Abbey Road」から「Something」!
ポールがウクレレで弾き語りで歌い始めます。
ギターの部分をポールがハミングで表現するなど、ライブでしか聞けない演奏。
…と思ったら、
ギターソロのパートから、バックで準備をしていたメンバーが演奏。
まるで、ジョージが帰ってきたようなギターサウンドに、会場は大興奮!
すぐさま、ポールもウクレレかたギターに持ち替え、最後はおなじみのバンドサウンドで締めくくりました!
ポールはその後、英語で「ジョージ 素敵な曲をありがとう」とひとこと。
ジョージのギターソロの部分を際立てた演出
ほんとに素晴らしかった!
***
その後、エレキベースに持ち替えたポール。
会場みんなが大合唱した「Ob-La-Di, Ob-La-Da」や「Back in the U.S.S.R.」などを披露。
ほんとに、72歳とは思えないほどのタフなパフォーマンス。
そして、演奏を終えるとまたステージ後方にあるピアノへ向かうポール。
向かう途中、自分のベースを客席に投げ入れようとする動きで、会場を沸かせますw
そして、席につくと、ポールはついにあの曲を披露します!
29. Let It Be
キターーーーヽ(;▽;)ノーーー!!
おそらく、私の人生でなんども聴いたであろう「Let It Be」
「Let It Be(なすがままに)」っていう言葉が好きで、何度も聴いていたこの楽曲。
私の見ていた位置から見たポールは、まるでPVのようにピアノから顔を覗かせて歌うポール・マッカートニーまさにその人でした。
感激しすぎて、自分にとっては本当に幸せな時間でした。
ありがとう、ポール!
30. Live and Let Die
お次は、ウイングスの「Live and Let Die」
静かな曲かなーと思いきや、ポールが「Live and Let Die」と歌ったあとに、
ステージから爆発音が!
生の爆破演出で、会場のボルテージがヒートアップ!!!
トドメはドーム内なのに花火が上がるなど、一体いくらかかってるんだと思ってしまうほど。
曲が終わり、ステージ中央に帰ってきたポールが耳を塞ぎながら、
「Too Loud!(うるさすぎる!)」
と、叫んでいたのが印象的でしたw
***
さて、ステージ中央まで戻ってきたポール。
その位置には、先ほど「New」を演奏したときと同じオルガンが!
そして、ポール。
休むまもなく、あの曲を演奏します!
31. Hey Jude
おなじみ、ビートルズの名曲「Hey Jude」
この日、何度思ったかはわかりませんが、「この曲が生で聴けるなんてー!」ってイントロからうれしくなりました!
最後は、会場みんなで「ラーラーラー」の大合唱。
演奏を止めて、ポールが「ダンシー!」「ジョシー!」「ミンナデー!」と、会場の歌声を指揮者のように指示。
5万人が「Hey Jude」を手を振りながら、歌いました。
そして、この曲でいったんライブは終了〜!
その後、なんとアンコールに2回も応えてくれたポール。
ダブルアンコールの際には、日本の旗をもって、ステージに登場してくれました!
アンコールは、ほとんどビートルズ楽曲で、ビートルズ初期の楽曲「I Saw Her Standing There」や「Yesterday」の弾き語りなど、盛りだくさんの内容!
サービス精神を忘れず、そして、日本のファンに対して感謝をしながら、圧巻のパフォーマンスを見せてくれたポール。
日本に対する愛が伝わった、そんなライブでした!
そして、会えてよかった!!!
サンキュー、ポール!!
2015/4/27 ポール・マッカートニー OUT THERE JAPAN TOUR 2015 東京ドーム公演 セットリスト
1. Magical Mystery Tour
2. Save Us**
3. Can’t Buy Me Love
4. Listen To What The Man Said*
5. Let Me Roll It*
6. Paperback Writer
7. My Valentine**
8. Nineteen Hundred and Eighty-Five*
9. The Long and Winding Road
10. Maybe I’m Amazed**
11. I’ve Just Seen a Face
12. We Can Work It Out
13. Another Day**
14. Hope For The Future**
15. And I Love Her
16. Blackbird
17. Here Today*
18. New**
19. Queenie Eye**
20. Lady Madonna
21. All Together Now
22. Lovely Rita
23. Eleanor Rigby
24. Being for the Benefit of Mr. Kite!
25. Something
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Band on the Run*
28. Back in the U.S.S.R.
29. Let It Be
30. Live and Let Die*
31. Hey Jude
アンコール
1. Day Tripper
2. Hi Hi Hi*
3. I Saw Her Standing There
ダブルアンコール
1. Yesterday
2. Helter Skelter
3. Golden Slumbers/Carry That Weight /The End
無印はThe Beatles名義
*はPaul McCartney & Wings名義
**はPaul McCartney名義
おわりに
当時綴ったライブレポをほぼそのまま転記したので、熱量がスゴイ文章にはなっているかと思いますが、それだけポール・マッカートニーを生で観られた感動が、note読者に伝わればよいなあと思います。
他にも、ストックしている写真はいくつかあるので、また気ままに書いていきたいなと思います。
それでは!
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