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歌謡曲レコード その11 大坂の女(ひと)(70)/ザ・ピーナッツ ジャケット写真が格好良すぎる

ココ最近、やたらとピーナッツがはやっている。TVでの特集番組が再放送されたり、動画サイトの関連番組で頻繁に上がってきたり、BSの番組で宮川泰が特集されたり。とにかくこれまでにないくらいピーナッツと過ごす時間が増えているのである。

「大坂の女」は70年に発表されたピーナッツ唯一の「演歌調」として知られ、比較的知名度も高い歌だという。

わたしがこの歌を知ったのは「いしだあゆみ」の「しんぐるこれくしょん」という企画アルバムであった。彼女の素朴な歌にぴったりで、すっかり彼女のオリジナル曲だと思い込んでいたのだが、このピーナッツがオリジナルだと知ったのはごく最近だった。

個人的には最初に耳馴染んだいしだあゆみ・バージョンがしっくりくるのだが、ピーナッツとしては珍しい曲であることで、ある意味違った一面がみられる希有な歌であるといえよう。

にしても曲内にハモりがないので、やっぱり物足りないかな。

作詞は、それこそいしだあゆみで御馴染みの橋本淳。作曲は先日旅立たれた御大・中村泰士。中村氏に関してはいろいろ思い出深い曲も多いので、いずれここで書いてみようと思う。

「大坂の女」のもう一つの魅力はシングルレコードのジャケットである。このアートワーク格好良すぎません!?このジャケットありきで、ピーナッツの歌うこの曲がますます好きになった。


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