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夜食への飽くなき渇望と限界突破のエラそうな態度

娘、ここしばらく遅い時間に部屋から出てきて嬉しそうな顔でテーブルに着く日が続いています。

「なんか食べたいの?」

「食べたい」

「なんもないよ。何も用意しない。飲み物も飲まないで。おやすみなさい」

そうやって追い返しています。

でもたまにしょんぼりする娘が気の毒で夜食を用意したりもします。

「しょうがないなあ。ワッフルでいい?」

「んあ」

業務スーパーの冷凍ベルギーワッフル、そろそろ無くなりそうです。補充しておかないと。

飲み物は低脂肪乳飲料のことが多いです。水や麦茶のこともあります。

食べ物を用意せずに温かい飲み物で済ませる日も少なくありません。

「お汁粉にする?」

「んあ」

フリーズドライのお汁粉は身体があったまります。

「コンソメスープでいい?」

「んあ」

明らかに夕食が少なかったと思える日にはカップ焼きそばやカップ麺も。お湯を沸かしてから3分待つと食べたい気持ちがピークを迎えるようでものすごい勢いで平らげます。

「餓鬼だね。お腹だけぷっくり膨らんだ飢えた鬼」

「ぐふふ」

餓鬼の話をすると娘は常に幸せそうです。

スナック菓子やジャンクフードを用意する日も。でも娘は塩気が多い食べ物だと「あげる」と言って残すことがあります。ポテチなども量が多いと「あげる」と言って残します。

「なんでエラそうなの?」

「そんなことないよ」

いや、そんなことあるから。何も考えていないとエラそうにふるまってしまうのは(元)妻にそっくりです。(元)妻が常に態度がデカいというか悪いというかエラそうなヤツでした。本人に自覚がないのもそっくりだ。

まあでも外で誰かに会ったりということもないし、エラそうにしてる相手が私だけなので。それならエラそうでも問題ないんだな。なるほどな。

本日のスープジャー弁当は冷汁と塩むすびでした

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