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アイスのためなら風呂にも入る

気温の上がり下がりが激しいと体力が削られます。下がったと言っても25度くらいだと涼しくもなく、湿度のせいでねっとりとした体感です。気持ち悪い。

真夏は食べないと身体が保たないので食べます。油断して食べ過ぎると体重が増えます。昨年はそれでメタボ健診に引っかかりました。とはいえ、そのおかげで低脂肪乳を飲むようになったのはよい変化です。私よりも娘にとってという意味ですが。ビタミンD不足はある程度解消されたのではないでしょうか。

ようやく灼熱の気温から解放されたので食べる量を減らしてメタボ健診に備えないといけません。低脂肪乳だけでなく、毎日のウォーキングもすっかり習慣になりました。最近は一日1万歩にはこだわらず、最低でも5千歩をクリアするつもりで歩いています。気分はすっかり健康です。

私の食生活の改善は娘の食生活の改善でもあります。無闇に甘いものを食べたり遅い時間の夜食は減らしています。食べる量を減らすダイエットは食費の軽減にもつながるので一石二鳥です。いや、作る量も手間も減るので一石三鳥とか四鳥かもしれません。素晴らしい。

先日、いつ以来か思い出せないぐらいの年数を経て娘の体重が80キロの大台を割りました。一日二食ダイエット。金かからなくて最高。実際、ゴロゴロ寝てばかりなので一日三食食べるとクスリの副作用云々を抜かしても太ります。なので一日二食は理にかなっていると言っていいでしょう。

次の日もその次の日もなんとか体重を維持していた娘ですが、その次の日ぐらいからあっさり80の大台を越えてしまいました。炊飯器にご飯を炊いておくと全部食べるのです。そりゃ体重も増えるよ。飲み物も一日4リットルとか飲んでる。水太り状態不可避。全然ダメじゃん。

そう思って量を減らすと漬物を大量に食ったりし始めました。梅干しを大量にむさぼり食うということもあったので心配です。娘は塩分の過多とかまったく気にしないので。

なんか食べたいとかなんか飲みたいが募ったら水道水を飲んでくれと言っているのですが、聞いたそばから忘れる娘は冷蔵庫のピッチャーの水は飲んでも水道水は飲みません。水道水飲んでくれよ、頼むよ。

増えた体重を減らすのは至難の業です。運動はしないので食事でどうにかするしかないのに、娘は炊飯器にあるご飯は食べ尽くさないと気が済まないのです。もしかするとやや躁状態なのかも。そっちだと何を言っても無理です。

今日は夕食後に風呂に入らず寝ると言って部屋にこもりました。その後、なんか食べたいと出てきました。

「なんもないよ。テーブルのパンは明日食べるやつだからダメ」

「アイス食べたい」

「アイスはお風呂に入ったら食べていいけどお風呂に入ってないからダメ」

悲しそうな娘。しかし、今日はいつもと違いました。

「わかった。お風呂はいる」

「お風呂はいるの? じゃ、お風呂上がりにアイス食べていいよ」

アイスを食べるためなら風呂にも入るということか。やっぱりちょっと躁かもな。

いただいたサポートは娘との暮らしに使わせていただきます。ありがとうございます。