書籍『シネシネナンデダ日記』発売になりました~、と思ったら……
12月15日、『シネシネナンデダ日記』発売になりました。
ここで大きな問題があります。発売になったと言っても「全国の書店でお求めください」と言える状態ではないということです。とか、そんなことばっかり書いてると北川さんに怒られそうな気もしていますが、まあ、そのあたりが現実なので。出版業界、なかなか厳しいです。
私も出版社で働いておりまして、小さい会社なので仕事は編集・制作以外ほとんどという感じです。要は流通だとか在庫管理だとか販売促進・広告宣伝・営業・総務関係とか、そんなことをだいたいやっています。ああ、あと、会社のWebサイトを作ったり社内向けのシステムを作ったりもしています。伝票関連のシステムは作っていませんが、選定から導入時の窓口までひと通りやっています。今はやっていませんが、以前は業界団体で書誌情報の標準化の委員なども務めておりました。その辺もあってたまに業界向けのセミナーの講師などもやっております。
何が言いたいかというと、自分の会社の数字は把握しているわけですが、著者として他社から本を出すとぜんぜん違う景色が見えて、それが滅茶苦茶面白いということが言いたいのです。いや、マジ面白いです。
過去に業界団体のああだこうだをやっていた頃のつながりで小零細出版社の実情はある程度見聞していました。さらに遡ると副業で他社のお仕事を手伝っていた時期も何度かあり、そういう意味では転職回数が少ない割には他の社のあれこれが分かっている方だと自認しています。
ですが、ここ数年はどこも厳しいという話が多かったうえに、昨年と今年はこんな状況です。すっかり忘れかけていますが、一昨年の秋には消費税率も上がっています。
娘が起きてきました。
「パパ、モノ捨てて」
「家の中のもの全部捨てて、家も捨てて」
焦点の合わない目で殴りかかってきました。やめてと言ってもやめません。
急に戻っていきます。なんか食べると聞いても返事はありません。追いかけてリスパダールをこれ飲んでと差し出しました。無言で拒絶。じゃあ、落ち着く薬飲んでと言うと、
「ウザイッ」
と、大声で怒鳴ってから、和室に戻ってふすまを閉めました。
とまあ、こんな感じです。
一昨年の秋に消費税率が下がったところまで書きました。それで大変だったんですよ~。
……
いや、正直、仕事も消費税も全然大変じゃねえな。
なにもかもどうでもいいかも。
なんかこの狂った娘が意味もなく殴りかかってきたりすることと比べたら仕事とかなんの意味もねえな。
疲れました。
朝の薬のタイミングで命の母ホワイトは飲んでもらっています。ですが、そこから時間が開いているので効果は切れていることでしょう。
落ち着く薬、ブロマゼパムは日曜日に飲んでいます。今日は3日目ですからそろそろ次のタイミングです。今日の夜は飲んでもらおうと思っていたのですが、一日遅かったかもなあ。
なんなんですかね、これ。
「死ね」とか「死刑」とか絞り出すような声で叫んでるよ。
少し落ち着いたら薬を勧めてみます。
また「しけええええええ」って叫んでる……
なんでそんなに死刑が好きなんだ。
わけわかんねえよ。
いただいたサポートは娘との暮らしに使わせていただきます。ありがとうございます。