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暴力が消えたのはビタミンDのおかげなのでしょうか。そうだといいけど、どうなんだろうか

昨夜もなんか食べたいとか言われてなんか用意したんだけどなんだったかなあ。ひと晩経つと忘れてる。思い出せない。別に思い出さなくても困らないけど。

思い出した。焼きおにぎりだ。冷凍の焼きおにぎりと味噌汁。しんみりした表情で味わうように食べていたんだ。あれはなんなのかなあ。眠いだけなんだろうけど。

早めに寝ようと思っても眠れず。ラジオを聞いたまま寝落ち。1時半に就寝。最近は耳栓をして寝ているので古いエアコンの音が気になりません。和室のエアコンは今ある中で最古。20年選手、もしかするとそれ以上。最初に設置したエアコンだから25年以上か。でも相変わらず一番効きがいいんだよなあ。冷媒がフロンなんだろうか。25年前だとそうなのかも。

耳栓をできるということは夜中に娘に襲撃される危険性を感じていないといういことでもあります。かつては深夜に枕元で仁王立ちの娘に「パパ、死んで」と言われたことや実際にスローモーションのような動きで拳を振り落とされたことなどもありました。怖いのは寝ている顔面に椅子などを叩きつけられることです。以前はそういう可能性があったので寝る時もどこかで油断できない緊張感がありました。(元)妻が娘から離れてようやく安心して眠れるようになったと言っていたのも、そうした緊張感や恐怖感からの解放が理由です。気持ち、わかるよ。冗談でもなんでもなく本当に恐怖と隣り合わせというか、昔の家の座敷牢の理由がわかってしまうというか。

そうした恐怖と緊張からすっかり遠ざかりつつあります。独り言は相変わらずひどいし夜中でも日中でもなんの予兆もなくいきなり「SHINEEEEEE」と絶叫することはありますが、暴力はなくなりました。まったくないです。妄想も減っている気がします。先日「妄想彼氏と会話するのやめて」みたいなことを言ったら「(妄想彼氏は)いないよ」と言っていました。妄想を妄想と認識し始めているようなのです。かなり大きな変化です。やっぱりビタミンDなのかなあ。相変わらずビタミンD添加の低脂肪乳飲料はがぶ飲みしています。なんかもうこうなるとやめられないな、低脂肪乳飲料。

朝はまた早く目が覚めてしまいました。がんばって二度寝。今日も日中は眠いんだろうなあ。炊き立てご飯で朝カレー。サラダを添えて。食後にバナナ。起きてきた娘にはバナナとクスリ。

「ご飯炊けてるから、カレーでも納豆でも玉子かけでもなんでも食べてね。サラダも」

「んあ」

出勤。朝から眠い。歩いていても眠い。電車で座った途端に睡眠。眠い。なんとか寝過ごさずに降りて会社まで。とにかく眠い。眠くても作業。細かい作業は厳しいかと思いつつ考えない作業なら大丈夫なのでなんとかかんとか。退勤。帰りもまだ眠い。買い物はせず。昨日のことがあるので一旦帰って炊飯器の残りご飯を確認してから買い物に行く予定。

帰宅。娘は起きていました。

「なんか食べたいの?」

「食べたい」

「ちょっと待って。ご飯残ってるからなんか丼にするよ。なんとかどん。うどん。それは違うか」

私の微妙なオヤジギャグに反応する娘。高度なギャグよりオヤジギャグやダジャレのほうが娘には響くようです。良くも悪くも魂と感性が幼児なんだよな。

「あー、でも、なんにもないからひと休みしたら買い物に行くよ。なんとか丼のなんか買ってくる」

「んあ」

とりあえず部屋着に着替えて、昨日の洗濯物を回さないといけないので洗濯乾燥スタート。歯が痛むので歯磨き。少し休むかと椅子に座るともう買い物に行く気力が霧消しました。家にある材料でなんとかならないか。昨日買ったソーセージを野菜と炒めるか。なんかもうそんなのでいいや。よし、それで行こう。いや、ここにチャプチェとスンドゥブチゲのレトルトがある。そういえばこんなの買ってた。電子レンジで行けるのか。鍋とフライパンでもいいのか。よし、これにしよう。

温めて器に盛るだけで完了。あとは茶碗にご飯。テーブルに並べる前に娘に声をかけます。出てきました。

「今日はね、チャプチェとスンドゥブチゲで韓国風。買い物は行かなかった」

「んあ」

チャプチェは辛くない。スンドゥブチゲは思ったより辛い。娘はスプーンでチャプチェをご飯に乗せながら食べました。なんかいい感じ。デザートにヨーグルト。食後にクスリ。

「おやすみ」

「寝ないのにおやすみって言うのやめて」

1時間後に「なんか食べたい」と出てきた娘とポップコーン。

「歯、磨いてね」

「んあ」

その後も寝ないで独り言です。でも今日の独り言は気にならない感じ。死ねとか死んでとかじゃないからかなあ。

洗濯乾燥終了の音が。洗濯もの畳んだら今日はもう寝よう。そうしよう。

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