保育士の私が見た世界【写真 / ことば】
いつも見るものより少し大きめの葉を手にしたふたり
風の吹き始めと共に雨が降ってきた
ぽつぽつと身体に当たる雨粒
ひゅうっと身体を抜けていく風
雨を感じて、手にした葉を空に向けて差す子もいる
風を感じて、その勢いや心地よさを感じている子もいる
同じ場所で同じ瞬間を共に過ごしていても
それぞれの感覚や気持ちがあって
それぞれの反応が起きる
色々な感性があることの面白さや大切さを
何気ない一場面の一人ひとりの心の動きに改めて思い知る
みんなちがってみんないい
いつまでもそうであってほしいと彼らを見て思った
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