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マーケティングの方法2とマーケターの役割

マーケティングの方法を具体的に

前回、マーケティングの手法が2つあるというお話をしました。

一つが「お客さんの方を見て仕事をする」方法、もう一つが「自分たちの得意技にフォーカスして仕事をする」方法です。

簡単な説明はその時に説明しましたが、もう少しわかりやすくしてみます。

 

①     マーケットイン

マーケットインはこういうこと。もう少し補足すると、「何らかのコミュニケーション」というのはマーケティングの場合は「リサーチ」となります。定量的なリサーチ(アンケートとか)や定性的なリサーチ(インタビューとか)を駆使して、消費者のことを理解していきます。何に困っているのか、何を望んでいるのかといったことです。

②   プロダクトアウト

一方で、プロダクトアウトというのはこういうこと。相手に聞いたわけではなく、とりあえず自分たち(企画者)が「こういうの好きな人おるんちゃう??」「こういう技術凄いし、だれか食いついてくれるんちゃう?」といった感じで、商品化していく形です。

マーケターはようするに

2つの方法ともに「まだ見ぬ誰かに商品を届ける」というのは同じです。ということは、マーケターというのは、「プレゼント係」と言えるのかもしれません。

これからマーケティングを学ぶあなたは「自分はプレゼントする係」ということを念頭に置いて、色々なことに試行錯誤していくことが必要です。

簡単そうなんですけど、これがまた難しい。

人にプレゼントあげるのって難しくないですか?喜んでくれる場合もあれば、「趣味と違う!」と思われることもしばしば。

テレビか何かのアンケートで、クリスマスプレゼントで貰ったプレゼントの4割がメルカリなどで売られているといった衝撃のニュースを見た記憶があります。

それくらい相手が喜ぶものというのは、難しいんですね。

知っている人一人を喜ばせるのすら難しいのに、マーケティングで相手にするのは多数の人々。彼らをどうやって振り向かせるのか、その方法論というのがマーケティングで利用される思考方法やツールになってきます。

そのあたりも順番に解説していきます。

今日はここまで。

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