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❨615❩1973.5.7.月.晴/今日ほどガッカリした日もない・昼間の夢/サント・ドミンゴ:ドミニカ共和国

五時半に起きた。
シャワーを浴び、朝食をとり、英語の勉強に取りかかる。
最近、午前中でもむし暑く、息苦しい気がする。

待ちに待った手紙は、今日も来ない。どうなってるんだろう。
郵便局までハガキを出しに行く。
20ドル(60ドル目)替え、ハガキ五枚(25¢)、バッヂ(1ペソ)、ペナント(2つ:1.50ペソ)と、運動靴(3.50ペソ) を買い込む。

しかし、今日ほどガッカリした日もない。
レスリングの練習も気が向かなかったが、じっとしていては余計ムシャクシャして来ると思い、頑張って出た。

二日休み、疲れは取れたとはいえ、疲れた。
二時間、兎に角疲れた。
今夜は、手紙の事も忘れて眠れそうだ。

昨日、昼寝の夢に、市川先生や奏が出て来た。
全校生徒が集まり、その中で何か、議論していた。

吉朗君が出て来て、一緒に鉄棒をやった事も(俺の技を見て感心していたのが面白い)、色々な先輩も出て来た。

そんな男ばかりの中に、一人女性が出て来て、俺が手をとって鉄棒を教えていた。
誰か分らない。長子だったかも知れない。

兎に角、沢山の夢をみた。疲れていたのだと思う。
一昨日二通、昨日一通、日本へハガキを書く。

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