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❨590❩1973.4.12.木.晴/サント・ドミンゴの物価や生活/サント・ドミンゴ:ドミニカ共和国

七時半起床。バスで創価学会の会場へ行く。

ジョージ・ウィリアムという二世(?)の講演。
わりと、くだけた男性で、ユーモラリストだった。
話は、結局は、俺の考えている「心」に帰するものであった。
その話より、先づ、団体そのものの強さ、指導者たるべきものの存在価値を強く考えさせられた。

日蓮は、墓の下で驚いているのではないか?
それとも、こうなる事を(世界に自分の仏法が 広まりつつあるという事実)、予期していたろうか??

<サント・ドミンゴ>

・牛乳1L:26¢
・パン(フランス)1コ:5¢
・食パン2斤:35¢
・コーラ:10¢
・バナナ(2本):5¢
・ドロンハ(1コ):8¢

ホテル・ペンシオン:一月、20~30ペソあり

貧民街・中産階級・上流階級と、各々地区が分かれている。
学校もピンからキリまであるようだ。
ひどい所は国道に沿ってあり。
普通の家位のもある。

昼は暑いー一家の中は涼しいがーー
夜は蚊が少しいるが、涼しい。

今居るのはLos minas(ロス・ミーナス)と云って、橋の(飛行場寄り)向こう側の小高い所だが、水不足で殆どが協同水道を使っている。

建物こそ鉄筋の新しいものだが、人々の生活は、実にきびしいようだ。

小店でパンを食っていたら、一人の若い娘が買い物に来た。
見ていると、ケチャップ・コンソメスープ・砂糖・塩・酢を、ほんのわずかずつ、全部で30¢買って行った。

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