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❨200❩1972.3.19 日 晴 リオ・グランデの灯(Peru:Río Grande)

23km走って、ダウン。
美れいな公園があり、しばらく横になり、足をマッサージする。
ちょっと、疲れが出てきたぜ。

この後10km走り、パンパの手前の村で昼寝。
三時半頃、雲が出てきて、日が陰り始めた。走った。

地平線に沈む真っ赤な夕陽。日本では見られまい。
砂漠を染めて、見る見る中に沈んで行く。
地平線に沈むまっ赤な夕日は、広漠たる砂漠を彩る唯一のデザイナーのように思えた。

夕暮時、見なれたパンパとは云え、先が見えない程一直線に伸びる道を走り乍らそんな景色を味わう時、フッと旅の良さといったものを感じる。

夜になっても走った。
車のライトがまぶしかった。
近視に落とさない車には、思いっ切りバカヤロウ!と怒なってやった。

ゆるい坂をしばらく登ると、狭い両脇が岩壁の下りになった。

トンネル(約1km)を抜けると、リオ・グランデの灯が見えた。
俺の心にもパッと電気がついたようだった。

3kmの坂を下ると、雨で水が道にあふれていた。
そこを知らずにザブ~と入り、ビックリした。

疲れた、全く疲れた。
教会の前にダウンしたが、疲れがドッときた。

犬が吠えてるうるさい。

Rio Grande↓

@OpenStreetMap

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