❨381❩1972.9.16.土.晴／昼:ヨットに乗る·夜:ハイティーンのパーティーに参加する／リオデジャネイロ7日目(Rio de Janeiro:Brazil)

ディビットさん、ジョーンと三人でヨットに乗る。
彼の持ち物で、小型ながら美れいなヨットだ。

初めてのセーリングだった(約二時間)が、思った程のスリルはなかった。
が、青空の下を波の音だけを聞きながら走っていると、この世には苦なんかない様に思えてくる。

しかし、彼の
｢堀江さんと鹿島さんが、この船で太平洋を渡ったのだ｣
という話を想起すると、なんとなく、
｢俺だって｣
という意気込みが出て来る。

夜、彼女達と友達の家を訪問した。

十数人が集まり、タマ突きをしたり、ギターを弾いたり、それぞれが好きな事をして過ごしているのを見て、アメリカ人のハイティーンの生活を、ほぼ見届けた様な気がした。

男女の集団交際、誰彼なく、区別することなく自然に接するのを見て、日本にもこの感覚を持って帰りたいと思った。

勿論、細かい目で見れば、悪い点は、山とあるが・・・・