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なぜコンサルは年収が高いのか考えてみた

仕事をしていて、いろんな仕事の方に会ってきて思うことは、やっていることのすごさと年収にばらつきがあることです。特に、年収が高くて驚く職種は、コンサル・保険・人材・金融このあたりです。

市場主義

資本主義の明確な方針として、市場主義というものがある。自由に商売や交換をしていいよということだけど、そうでないものに医療とか、教育とか、保育とか、介護とか、いろいろある。市場原理に任せておくと寡占されたり、不当な価格競争で混沌とした世界になるからだ。

市場原理でOKといっている理想の状態を「完全競争市場」というそうだ。

4つの条件がある

(1)材(商品・サービス)の同質性
(2)参加者の多数性(売り手と買い手が多数存在)
(3)完全情報(市場に関する情報を全ての参加者が保有)
(4)参入・退出の自由といった四つの条件を同時に満たす市場

同じもの売っている人がいっぱいいて、何を売ってるのかと何が買えるのかが分かっている状態で選ぶのが自由な状態だそうです。

そのなかの(3)完全情報っていうのが、最初にあげたコンサル・保険・人材あたりの仕事は成り立ってないのです。

基本的に情報の非対称性(買い手のほうがぜんぜん知らない)を前提にしている商売だと思うのです。

しかし、インターネットの普及から情報格差がなくなり、いろんな情報が安く知り得ることができていることによって、上記のような仕事も完全情報に近づきつつあり、これから収益性は落ちていくのだろうなと思いました。

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