さんかく農園　3月の活動報告

こんにちは。
4月に入ったので、3月を振り返りつつ、活動報告をしたいと思います。

畑の様子

3月上旬、急に気温が上がったので、
それに合わせて、かつ、後半に大きなイベントがあったので、それを見込んで
少し慌てつつも、種を蒔きました。

蒔いた種は、小松菜、水菜、わさび菜、赤からし菜、カブ、二十日大根、人参
などなど、育てやすい、春野菜を中心に。

あと、じゃがいもも植えました。
昨秋のじゃがいもは量が少なすぎて後悔、今回は注文しすぎて後悔しました。
植えるのが大変だった分、多くの人に楽しんで掘ってもらえるといいな。

蒔いた種たちは、それなりに苦戦を強いられていて、
上がると思った気温は、もちろんそう簡単に上がりきらず、
寒の戻りとやらや、中旬の急な雪により、初期生育をしくじっている。
できることはして残しつつ、もう一度同じ種も蒔き始めています。

そして端境期、と呼ばれる時期に突入。
冬から春の季節の変わり目、収穫できる野菜が本当に少ない。

今採れているのは、菜の花、フダンソウ、リーフレタス、葉ニンニク
くらい。

それでも、農作業体験に来てくれた方と、楽しく作業した後に
収穫作業も一緒に楽しくできています。

農作業体験の様子

3月は、水曜と日曜の営業。
4月からは、水曜と土曜、日曜の営業となります。

3月も多くの方が農作業体験に遊びに来てくれました。

作業はさまざまですが、
畑づくりに一緒に携わってもらいたい、という思いが今は強いので、
多くは畝を一緒に立てたり、種を蒔いたり、じゃがいもを植えたり、
野菜をつくる作業を一緒にやることが多かったです。

一通り畝も立ってきたし、種も蒔けてきたので、
4月はまた種蒔きもしつつ、草刈りのような
地味な作業も進めていきたいな、と思っています。

パートナー同士、親子、友達グループ、お一人
様々な形で来て下さり、色んな目的として使えるんだな
と思えて嬉しい、どなたとでも、お一人でもウェルカムです。

放課後等デイサービスとのコラボ企画

3月20日、児童発達支援・放課後等デイサービスすりーぴーすさんと
コラボ企画を行いました。
1枠1時間、各3〜4家族くらいずつ参加して下さり、農作業体験を
楽しむことができました。

僕は少し医療や福祉の現場で働いていたこともあったので、
その軽微な知識や経験を、理念にもあるように、
農園を包摂的な場にするために最大限活かす努力をしているところです。

農園のレイアウト、畝は幅1,2m、長さ約10mとして、
それぞれの畝の間の通路は1m取っています。

たっぷりとったその通路は
車椅子を通すこともできるし、
クッション性のマットを置いて、
車椅子に乗った子どももそれから降りて、
そのマットに座って作業をさせることもできる。

僕一人では到底手が足りないので、
当日はすりーぴーすの皆さんとお子さんたちが一緒に、
僕が作業を教えるような形で、作業させてもらいました。

楽しかったです。

農家として、こういった形で福祉に関わるのは一つの目標だったので、
こういう形で叶えて下さったすりーぴーすの皆さん
ありがとうございます。

そしてもちろん、
障害児童福祉と協働できたからといって、
農園における包摂性は担保できた
とは到底思っていません。

個人的にもアウトリーチはしていくつもりだし、
そういった各団体の方にも掛け合って、まずはこのように
協働するところから、どのように農園における包摂性を担保していくのか模索して
包摂的な地域社会作りの一歩目としたい。

マンスリーサポーターの募集を始めました

僕たちさんかく農園では、マンスリーサポーターの募集を始めました。

僕たちさんかく農園は、
新規就農者が行政からもらえる
150万円×7年間、約1000万円は受け取りませんでした。

行政からの金銭的な補助は、必要なところには
必ず必要だと思うけど、
僕が受け取ることは、いまの段階では
自分の中に落ち切らなくて、受け取らなかった

それより、応援してくれる方々からの支援で農園を運営したい
という思いが強く、行政からの補助ではなく、こういった形で
運営したい、と思っています。

詳細はリンクをご覧ください。

お近くの方は、ぜひ農園に足を運んで、農作業体験をまず一緒にして頂けたら
嬉しいですが、
それ以上にも支援してくださる方や、遠方だけど応援したい、と思ってくださる方
検討して頂けたら幸いです。

マンスリーサポーターといっても、0円から入ることができるので、
お金を出す、とかではなく、応援の意の表明だけでもとても嬉しいです。

マンスリーサポーターの方には、
このような報告を一週間ごとにお送りします。

春、夏に向け

桜も早いところでは散り始め、
気まぐれな霜も顔を出す中、
本格的に春が始まり、きっとあっという間に夏が来る。

運営開始から半年程度、まだまだ畑はこれから。
青々としてくることを、僕自身も楽しみに、また農作業を楽しみます。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
皆様にとってもいい1ヶ月になりますように。