見出し画像

100本目の日常

目が覚めるのは7:00頃。そこから二度寝するのが気持ちいい。
一緒に寝ている猫が「ご飯をくれ」と僕の顔を叩いて起こしてくる。
だが、僕は布団の心地よさから逃れられず、もうちょっとだけ…と布団の奥底に潜り込む。

観念した猫は妻を起こしに行く。
7:30頃、僕は妻に起こされる。

そこからいつものルーティンが始まる。7:30から8:30頃まで約1時間、パズルのように色んな作業を同時進行して、その作業が上手くかみ合うと気持ちが良い。

まずうがいをして歯を磨き、朝の体重を計ってからポットのお湯を沸かしつつお弁当を作る準備。同時に、このタイミングで洗濯機を動かしておく。

僕が作るお弁当のメインは基本的に2種類。
ケチャップライスか焼きめし。
具材はどちらも同じで、ウインナーと冷凍のほうれん草とベーコンの混ざったやつ。そして卵。

今日は焼きめしにした。
昨日の夜に妻がセットしてくれて炊けたお米は固め。
よし。良い感じの焼きめしができそうだと思った。

焼きめしを作りながら、沸いたお湯で2人分のコーヒーを入れる。そして朝ご飯も用意。妻はこだわりの健康朝ご飯があり、僕は適当にグラノーラなどを食べるのでここは別々、お互いに自分の朝ご飯を用意する。

行儀が悪いと言われそうだが、朝食を飲み食べしながら、お弁当の準備をする。この時でだいたい7:45から7:50ぐらいだろうか。

できあがったお弁当をセット。この時、忘れてはいけないのは妻がお昼休みに食べるであろうお菓子だ。今朝の妻のテンションを見て、チョコなら何個ぐらい食べるか想像する。

でもだいたい、いつも入れすぎてそのまま帰ってくるかわいそうなチョコ達。「おかえり」と心の中で言いながら僕が食べる。

お弁当ができあがる頃に、妻の仕事の支度もできあがる。
ほんの3分から5分ほど、朝の会話があり、そして落ち着きもなく妻は家を出ていく。

この時、よくハンドタオルを忘れるくせに、絶対に猫への挨拶はかかさない。いってきますと言って、数分後にリビングの扉が開くというのももはや日常だ。

妻が慌ただしく出て行ったあと、お弁当や朝ご飯を作った調理器具を食洗機様に丸投げする。食洗機様はもっとも僕たちの生活を支えてくれている家電ではないだろうか。それぐらい貢献度の高い働き者だ。ありがたや。

このあたりの一連の作業が終わるのが、だいたい8:10から8:15頃。
僕は特に見ていないけど、テレビにはつけっぱなしにしたNHKの朝ドラが放送されている。

今だと、おちょやんだな。
特に見ていないけど、ちよちゃん頑張れとだけは思っている。
どんだけ適当なんだ。

と、ここで最初に動かしておいた洗濯機がピー、ピー、と仕事が終わったことを告げてくれる。

ナイスだ洗濯機。
もう干すための心構えと準備はできている。

洗濯を干し終え、ほっと一息つくのがだいたい8:30頃。
他にも、時にはゴミ出し、猫のお食事皿を洗うなど細かい作業を、うまく噛み合わせ、一切無駄なく1時間を走りきるともの凄く気持ちが良い。

そして、この後に毎日のエッセイを書くことからライティングが始まる。

そんな日常を繰り返してきて、このエッセイが自分の作っているマガジン「エッセイ集」の100本目となる。

読んだときに優しい気持ちになれそうだなと思う文章や、自分のメッセージ性が強い文章を集めたもの。それが僕のエッセイ集。

ここまで積み上げるのに約4ヶ月。今度はこのエッセイ達をゆっくり読み返しながら、僕の最初のエッセイ集として電子書籍なんかを作っていこうと思う。

少しずつ、そして立ち止まらずに、自分のやりたいことを実現していく。
そして明日からまた、次の100本が始まる。

▼英語版


この記事が参加している募集

noteのつづけ方

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?