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相性は脳で決まる

一緒に仕事をして、全く噛み合わない人っていますよね。

なぜ噛み合わないのかというと、
「脳の使い方」が違うからみたいなのです。

脳の使い方には4つタイプに分けられると言われています。

・左脳3次元は、「物事の本質は何か」を追求する
・左脳2次元は、「自分の関わる仕事の深さ」を追求する
・右脳3次元は、「新しく開拓すること」を追求する
・左脳2次元は、「相手のためになること」を追求する

もう少し詳しく知りたい方は、前回の記事をご覧ください。

ちなみに私の脳優位スタイル検査の結果は、

・左脳3次元が51点
・左脳2次元が9点
・右脳3次元が23点
・右脳2次元が17点

私は、左脳3次元タイプで圧倒的に左脳2次元の要素が欠けているのが分かります。
左脳2次元の特徴とする、専門分野を持った職人気質な人に私が憧れるのも頷けます。

相性の話に戻しますね。
↓ が、脳タイプ別の相性の表です。

私は左脳3次元なので、本当なら右脳3次元との相性が一番悪いのですが、
実際は、私が右脳3次元の要素を持っているので、すごく相性が悪いとは感じていません。
私が最も相性が悪いと感じているのは、左脳2次元の悪要素が出ているタイプの人で、

・「うちは、こうだから、こうするべきだ。」という考えの人
・いつも話が本題から脱線して、自分がこだわることを話し続ける人

会議の進行を行っている時に、こういう人が一番頭を抱えるんですよね。
そんな時にイライラして言い方を間違えてしまって、

「〇〇さん、その話は少し本題から外れているので、本題の話に戻していいですか?」って言ったところ

その人は明らかに不満そうな顔をして終始不機嫌になってしまって、会議の雰囲気が悪くなってしまいました。

今考えると、こんな風に言うえば良かったと思います。

「〇〇さん、ご意見ありがとうございます。」
「今回の本題とは違いますが、とても大事なお話でした。」
「改めて次の議題にしたいと思います。」

と言って、相手を尊重して感謝を伝えた上で、話を本題に戻すと、とても場の雰囲気が和み、良い話し合いの場になったのではないかと思います。

私のような、左脳3次元の人が会議を進行したり、チームを引っ張る役割になった時は、相手の気持ちに寄り添うための、右脳2次元を鍛えなくてはならないと実感しています。

私なりの右脳2次元の鍛え方は、
コミュニケーションを学問として学ぶことでした。

ファシリテーションの勉強会に定期的に参加して、アイスブレイクや傾聴の手法を学び、現場で実践しました。

今の環境では、体系的に学んだことを、すぐに現場で試すことができて、成果がすぐにわかるのが良いです。
そして試行錯誤しながら、少しづつ進歩する過程は、私にとっては楽しく右脳2次元を学べる最高の方法だと思っています。

最近は右脳2次元の学びが疎かになっていて、左脳3次元ばかり実務で鍛えているので、バランスが悪くなってきてますが。

最後に、「脳は相性で決まる」の本に記載されていた、左脳型、右脳型それぞれの脳の鍛え方から学んだ私の解釈を紹介します。

□左脳型の脳の鍛え方
1、まず左脳3次元を鍛える

・自分が体験したことや、本から学んだことを文章にする習慣をつける。さらに、それを人に伝えたり教えたりする。
2、次に右脳2次元を鍛える
・意図的に「この人は!」と思える人のために全力で行動する。その行動の結果、その人の表情や態度の変化を観察して、自分の行動が適切だったか確かめる。次にその人の変化が周囲にどのような影響を与えたかを観察する。

□右脳型の脳の鍛え方
1、まず右脳2次元を鍛える

・自分の利益や立場を考えた行動や、その場の雰囲気に流されて行動することを控える。損得なしの人間関係を築くための行動をする。
2、次に左脳3次元を鍛える
・本ではなく、セミナーや講義を利用して、左脳三次元が優れた人から普遍的な人間の行動心理を学ぶ。次に、現場で起きている現象が「なぜ起きているのか?」の本質を考えて、それを現場で実行する。その結果の些細な変化を見逃さず、自分の行動を振り返る。

もし、一緒に仕事をしている人との関係で悩まれている方は、一度試してみてください。

何だか、どれも難しそうですが、一緒に頑張りましょう。


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