見出し画像

薬剤師インタビュー【病院研修について】

はじめまして。株式会社タカサ人材採用部の阿部です。
noteでこれから先輩社員のインタビューや会社の取り組みについてご紹介しようと思っています。
今回は、病院研修を受講した恩田さん(薬剤師)にインタビューを行いました!


恩田さんの自己紹介

Q.はじめに自己紹介をお願いします!
 
A.星薬科大学を卒業し、大手ドラッグストアに新卒で入社。ドラッグストアを選んだのも生活に近い場で働くことで、患者さまの身近な相談相手になりたいと思っていたことがきっかけです。約6年間の勤務後、知識のさらなる向上を目指して、転職を決意。千葉県内に地域密着で店舗を展開している点、そして在宅医療に力を入れている点が自分のライフスタイルや学びたいこと、やりたいことに一致していたため2019年タカサに転職しました。

入社後はPARCO錦糸町店、幕張マリンフォート店、新検見川店で勤務、OTCを地域最大級の品ぞろえ、低価格で販売するくすり専科の立ち上げにも携わりました。その後、半年間の病院研修を経て、現在は在宅医療を中心に行っている薬局タカサ八千代中央店で働いています。
プライベートでは野球観戦が大好きです(笑)

病院研修を2022年に受講した恩田さん

病院研修を受講したきっかけ

Q.病院研修を受講したきっかけを教えてください!
 
A.薬局で働いている中で、患者さまから「この前入院していたんだよ。」とお話を聞くことがあり、入院中どのような治療をうけ、どのような経過をたどったのか、気になることがありました。自分に足りない知識を補い、病態の知識や医療に関する専門的な知識を身につけることに興味があり、社内公募に応募後、エリアマネージャーの推薦もあり病院研修を受講しました。

研修の内容

Q.実際の病院実習ではどのようなことを学ばれたのでしょうか?
 
A.病院での薬剤師の業務を一通り学ぶことができました。6か月の研修でしたが、スケジュールとしては以下のようなものでした。

研修スケジュール

前半は薬剤部の各部署で研修をさせていただきました。調剤室では病院内の調剤業務、注射室では注射剤について学びました。注射剤は薬局では触れる機会が少ないため、注射処方箋の見方、流速や点滴のルート、配合変化について学び、TPNの調整や抗がん剤の調剤等の実務も行いました。DI室では保険薬局と院内からの問い合わせ対応、薬剤部内の共有会議に参加させていただきました。
 
後半は病棟業務に携わり、実際に患者さまへの指導を実施。
周術期管理として入院前に手術のため休薬しなければいけない薬を確認する業務やTDM業務として薬物血中濃度測定と投与設計も行いました。チーム医療は実際に緩和ケア、NST、褥瘡、感染制御のチームにも同行。
その後1ヶ月ごとに異なる病棟で研修をさせていただいたのですが、どの病棟で研修をしたいかのヒアリングがあり、私は婦人科・循環器内科・消化器内科でそれぞれお世話になりました。病棟では持参薬の確認と医師への報告や、新しく処方された薬の服薬指導、入院中の経過確認を行いました。


病院研修の研修報告を行う恩田さん

研修の感想

Q.病院研修を受けて全体の感想はいかがですか?
 
A.医師や看護師など多職種と連携しながら実際に多くの患者さまの薬物治療に関わることができ、チーム医療の中での薬剤師の在り方を学ぶことができました。
カルテを追いながら薬物治療に係ることができ、ガイドラインを読む機会も多かったため知識の幅も広がったと思います。注射の混注・監査など技能を身につける経験ができたことも貴重でした。
また千葉大学病院の薬剤師さん方が業務をこなしながら、研究もされていて、志の高い方々と一緒に働くことができたことも良い刺激になりました。


最後に

今回は恩田さんに病院研修について教えていただきました!
 
タカサでは千葉大学病院にご協力いただき6ヶ月の病院実習や外来がん治療専門薬剤師取得に向けた研修コースも導入しています!その他にも様々な研修を行っていますので、気になる方はぜひWEB面談またはインターンシップにご参加ください!


下記のURLよりWEB面談、インターンシップのご予約が可能です。

https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=Gfmb1lI420OamsRHS767usC6Kf4mAL9NtbO6adhMU-lURVgxMU9aV0VVRFJMRkxLRkFPRDVYRzBaTy4u

次回は11月に在宅医療課の課長のインタビューを掲載予定です!