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スタンフォード式プレゼンの授業。数字の約12.5倍、相手の記憶に残る要素とは?

アメリカ屈指の名門校
スタンフォード大学。

そこで毎年、秀才ぞろいの
学生達を驚かせる
ある授業が行われています。

タイトルは、「記憶に焼きつく
 アイディアづくり」。

学生を小グループにわけ、
政府の統計資料をわたします。

そして、「軽犯罪を深く考えるか」
「そうでないか」の2つの立場にわかれ
1分間スピーチをし、その説得力に
点数をつけていきます。

秀才はこの手の課題は得意です。
みな卒なくスピーチをし、
話し上手が1番になりました。

しかし、実はここからが
本当の授業でした。

1.人はたった10分前に聞いた数字もおぼえていない

指導教官のチップ・ハースは
ここで10分間小休止をとります。

お笑い映像をみせて
学生の気をゆるませた後
こんな課題を出します。

プレゼンテーション1

ここで学生たちは唖然とします。

学生たちは【100%】
スピーチのなかに
事前資料にあった【統計】を入れました。

その数平均【2.5個】。

しかし、その部分を
思い出せた学生の数は
たった【5%】でした。

たった10分前に聞いた話にも関わらず

2.  結局、相手の頭には物語しか残らない

一方、多くの学生が
思い出せたものがありました。

それが【物語】でした。

わずか【10%】の学生でしたが、
自分のスピーチのなかに
個人的な想いや
人間味あふれるエピソードを
披露してくれたメンバーがいたのです。

面白いことにこの部分に関しては
なんと【63%】の学生が
正確に再現できたのです。

「何が記憶に焼き付くか」
秀才たちは身をもって
知ることになりました。

3. その話に物語はありますか?

どんな素晴らしいアイディアも
相手の心に残り、
行動を促すのものでなければ
意味はありません。

そこで必要なのは
「物語」を伝えることです。

画像2

あなたの個人的な情熱
変化のエピソード
どうしても叶えたい夢

結局、相手の記憶に残り
相手を動かすのは
そうした部分の話です。

ぜひ、あなたの物語を語ってみてください。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

すべてのアウトプットには、
その中にあなたの物語が必要です。
そのためには、インプットの段階で
自分の焦点を明らかにする必要があります。
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参考文献(p.327~331)


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