見出し画像

インドラネット感想文②


#読書感想文

インドラネットを読み終わりました。

インドラネットのネットは、網という意味なんですよね〜
謎が解けた感じがしました。
そして空知は宝石なんです。

主人公の晃が、ほんとに立派に強くなりました。

人の、成長する姿をみるとき、興奮します。
人は、やはり、皆、成長を願っているからでしょうか??

それとも、強さへの憧れでしょうか?


晃は、いろんな困難にあっても、空知を探すことを諦めませんでした。

空知を探し続けたモチベーションはどこにあったんだろう?

本当は、何を求めていたんだろう?

何を探していたんだろう?


自分の生い立ち、自分の親、生まれた国、時代背景、

それらに翻弄された人生だった空知。

それを全て背負って、あんな姿になっても運命を背負って生かされている。

痛みを誤魔化しながら生きている。

それは、自分を生きているといえるだろうか?

あまりにも、切なすぎます。

もう、晃が探し当てた時は限界だった。

いや、それを待っていたかのような運命だったと思えます。

晃はすごいなぁ

怒りも、悲しみも、悔しさも、全てを受け止めて、自分の運命を、空知の運命を変える選択。。

一瞬で、その決断をして、実行に移した姿に心が振えました。


カンボジアでの旅を続ける中で、どんどん強くなっていく姿、

その描写が素晴らしかったです。

キモとなるのは、

晃にとって空知の存在は何だったのか?

空知にとって亮の存在は何だったのか?

そして2人の関係性は友情だったのか、何だったのか?

逃れられない運命というものはあるのではないのか?

そういう中で、大切なものは何か?

そしてその運命に翻弄されながらも、自分を本来の自分を生きていくということは、一体どういうことなんだろうか?


そんなことを考えさせられました。

今でもまだ本を読んだ後の余韻が続いています。


インドラネット https://www.amazon.co.jp/dp/4041056047/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_W6FY0CGY3EJ1AQYMEJAR?_encoding=UTF8&psc=1


https://note.com/takapons_club/n/n53814d7dc804



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?