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『破天荒フェニックス』を読んでみた。

どうも。大学生のてぃんです。

今年もあと2週間。
忘年会シーズンに差し掛かり、お金が飛んでいきますね…(この写真の場所が知りたい方はコメントください)
そして、noteもスパートかけたいです!

今回は、小説『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』を読みましたので、その感想をnoteにします。

この本を読もうと思ったきっかけは、本屋の押しがすごいからです(笑)
いつも本を買うときは、新宿の紀伊国屋書店で買うのですが、ビジネス書の階(3階かな?)で、破天荒フェニックスの黄色いカバーで埋め尽くされていました。

また、Twitterでも、YouTubeでもめっちゃ宣伝されていて、マーケティング力がほんとにすごいです。決定打は、帯の堀江さんのコメントに「経営者は絶対読んだ方がいいし絶対共感するにきまってる」と書いてあって、絶対おもしろいと思い、購入しました。

破天荒フェニックスの感想を下のまとめましたので、是非見てください!

1 内容
2 気づき
3 読後のToDo

1 内容

最初、ビジネス書かと思って買ったのですが、実話をもとにした小説でした。田中修治という20代社長が、メガネ業界3大新興チェーンの1つOWNDAYZを倒産寸前の状態から大きくV字回復させる物語です。

何がすごいって、田中社長の破天荒さ。

そもそもOWNDAYZを買収するのも破天荒だけど、買収後すぐに債権処理かと思いきや、新店舗を設立したり、資金繰りがやばいのに海外進出したり…

本当にノンフィクションなのかと疑うぐらい、とても刺激的で勢いのある物語でした。物語が大波乱すぎて、逆にフィクションだったら面白くないと感じてしまうかもしれませんね。

2 気づき

小説なので気づきがそんなにないかなぁと思っていましたが、全くもってそんなことありませんでした。

特に今回しびれたのが、田中社長の右腕、奥野さん。

奥野さんは、元銀行員で田中社長に誘われて、OWNDAYZの最高財務責任者(CFO)に就任します。何よりもこの人は、生粋の畳み人。

破天荒社長は風呂敷広げ人だとしたら、奥野さんは最強の畳み人でした。
僕はいつしか最強の畳み人になりたいと思っているので、奥野さんの考え方、ふるまいがとても参考になりました。

特に今回読んでみて、気づいたことをまとめます。

① ビジネスマンをやる上で、会計の知識が必要ということ
奥野さんがCFOということもあり、本書には資金繰りの話が多数出てきましたが、その話を読んでいると、ベンチャーでは会計の知識を持っている人は、必要とされるのだなと感じました。

特に1事業部でも財務状況を意識するということは、企業全体の経営について意識しているということにもなるので、社会人になる上で必須スキルだと思いました。

② 市場価値=必要とされるということ
当たり前のことですが、会社には必要なポジションがあるんだなと感じました。それが、市場価値という言葉の意味なのです。

就活時代、市場価値の高い人間になりたいですと面接で言ってきましたし、本当に思ってもいました。しかし、今思うと、実際に市場価値の高い状態ってどんな状態なのだろうということが分っていませんでした。

でも、今回この本を読んで、「市場価値=必要とされること」ということなのだと気づきました。自分の強みを生かし、適切なスキルを身につけたいです!!(加熱)

③ 役職はやりたい人がやるべき
小説中に、新規事業に誰が適任なのかというシーンが出てきます。そこで田中社長はこんな言葉を言っています。

「責任ある仕事ってのは、やれそうな人に任せるより、やりたい人に任せるのが一番だ」

社長の考え方に触れた気がしました。裁量権を持って働きたいというのは、すべての人が考えていると思いますが、裁量権を与えられる人間は、「やりたいという意欲+能力のある人」だと気づきました。

④ BtoBは信頼関係
最近インターンで働いていると、外部の会社の方と取引することがあるのですが、会社の先輩に最近言われたのが、「BtoBは信頼関係だよ」ということ。
言われたときは何を言っているのか、分かったようで分かっていなかったですが、この本を読んで理解しました。

本書では、完全に資金がショートしてしまいそうになったとき、取引先に融資してもらうことができ、何とか倒産せずにすむシーンがありました。

仕事というのは一人ではできないということ。特に取引先との信頼関係は仕事を円滑に進める上でとても重要な役割を持っているんですね。

そんなことも気づかせてくれるこの本は、ただの小説ではないですね…

⑤ 小売業の実態
あとはメガネ業界の実態や、小売業の実態を知ることができたと思います。

 結果が全て。経営者は結果でお礼をする。
『死ぬこと以外かすり傷』でも書いてありましたが、ビジネスにおいては、結果がすべてだということを再確認しました。特に経営者は、社員に対し自分の選択を正解にするため、結果を出し続けないといけない。

田中社長は、取引先とも結果でお礼をするということを常に意識していました。

⑦ メガネを売ってるんじゃなくて、視力を扱っている
これは『5W1H思考』にも出てきましたが、「モノを売るときは、コトレベルまで考えてから売れ」ということ。

本の中では、田中社長が「我々はメガネを売る仕事をしているのではなく、視力を扱う仕事をしているのだ!」と気づくシーンがあります。
そのことを気づいてから、飛躍的に業績が上がっていくんですね。

ここは、最近読んだビジネス書とのリンクがすさまじかったです…
ちなみにこれのBig-whyで考えろってところですね。

3 読後のToDo

小説ということもあり、気づきが多い作品でした。読後のToDoまとめてみます。

1 会計知識を入れる
2 仕事では、「BtoBは信頼関係が大事」ということを常に意識
3 自分の強みを意識して、必要とされる人材になる!

以上の3つを意識していきたいと思います!!

今回はビジネス書で出てくるポイントが目白押しなんですね。この本はビジネスマンは絶対読むべきだと思います!!

ではまた!

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