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宇宙ロケット開発に携わる人材のニーズ

 今日は二回目の室蘭。あまり馴染みのある土地ではないが、鉄工業の町で国立大学法人『室蘭工業大学』が立地する。
 その室蘭工業大学の航空宇宙機システム研究センターは、ジェットエンジンやロケットエンジンのターボポンプ、人工衛星など航空宇宙に関わる技術の研究開発を網羅的にできる日本でも有数の拠点となっている。
 我が『インターステラテクノロジズ』もアライアンスラボにターボポンプのサテライト開発拠点を構え、元JAXAでLE-7Aエンジンの開発などに関わった内海教授の研究室と共同で機動投入機『ZERO』のターボポンプの開発を一から手がけている。

 そんな室蘭工業大学を訪問するのが今回の目的だ。
 訪問に先立ち、車で2時間ほどの場所に位置するニセコに前乗りし、スノーボードをやってから訪れた。世界でも有数のスノーリゾートでサクッと滑って仕事に行けるのも北の大地の魅力である。

 今回の目的は人材募集。宇宙ロケット開発に関わったことのある人自体が少ないので求人してもなかなか来ない。経験者でなくても工学系の知識があればある程度は応用が効く分野でもある。
 今設計が進められているZEROのターボポンプは、液化メタンを燃料とし液体酸素を酸化剤に使う一軸式のコンパクトなターボポンプ。世界でもまだまだこれからの分野で、チャレンジングな開発項目も多い。

 なんせ閉じた世界なので、インペラやインデューサー自体の設計加工や、流体の挙動の解析などなど、他の分野からも十分挑戦可能な人材を探している。
 既に我々の研究を手伝ってくれている学生の中には、学部生も混じっている。例えば高専を卒業して三年次に編入とかもありだし、工学系の学部を卒業して大学院に入るというのもありだ。
 とにかく即戦力でターボポンプ設計の全体に関わりながら数年の単位で実用化するスピード感にジョインできるのはチャンスでしかない。

 そのままインターステラテクノロジズにジョインするのもありだ。
 ウィンタースポーツ好きにはたまらない立地も含め興味のある人はぜひ室蘭へ!

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