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ホンダジェット、人気の裏にある発想力と技術力

 年明けは那覇からニセコへ移動。ホンダジェットがあると、こういう時に便利だ。
 移動の際は一度成田空港で給油してから、新千歳空港へ飛ぶ。ホンダジェットエリートの航続距離はカタログスペックで2600kmくらい。カタログスペックの距離はパイロット2人しか乗ってない時の情報なので、実際はもっと航続距離が短い。普通に4人とか乗ると1500kmくらいまで航続距離は落ちる。ジェット気流が強くなる冬場は、西から東への移動はまだマシだ。那覇から成田までダイレクトで飛べるくらいである。
 よく「どれくらい飛べるの?」と聞かれるんだけど、航続距離は大したことはない。だが、当然のことながら給油しながら飛べばどこまでも飛べる。日本全国1,2回のトランジットでどこへでも行ける。むしろ、機内で4,5時間も座席に座りっぱなしよりもマシである。なんなら、途中の天気が良いところで降りてゴルフをしてから目的地に行くなんて事も可能だ。

 そんなマーケットを狙ってホンダジェットは開発された。時間にすると大体2時間くらい飛べる距離である。北米でも1,2回のトランジットでどこへでも行ける。もちろん、EUでも中国でもASEANでもそうだ。

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