Takashi IMURA

発想と妄想を大切にするMaker。ものづくりユニット「わいらぼ」の共同代表。 合同会社…

Takashi IMURA

発想と妄想を大切にするMaker。ものづくりユニット「わいらぼ」の共同代表。 合同会社てんもくの代表社員。 愛知県の自動車部品メーカーで、社内起業を目指しています。

最近の記事

8MATOと私@2022

8MATOは、知り合いの齋藤さんが八ヶ岳の山麓でオープンした、アウトドア志向のコワーキングスペースです。地産地消の木材で建てた、趣のある管理棟と、広葉樹主体の広いキャンプスペースが魅力的。カスタマー層としてIT系エンジニア意識しているため、WiFiで100Mオーバーの速度が出るのも注目ポイントです。  齋藤さん、そして8MATOと出会ったのかを振り返えってみます。21年、私は会社の中の有志活動で取り組んでいた森林管理の事業開発が、本業になるかならないかという節目の年、同じ職

    • こんな空港(管制)は嫌だ

      着陸許可がとにかく下りないので、パイロットはひたすら上空旋回を余儀なくされる。 燃料が足りなくなるので、先見の明のあるパイロットは他の空港に着陸してしまう。 小さい飛行機は、滑走路のサイズに合わないという理由で、着陸前に集中砲火を浴びる。 (離れているが故に)小さく見える飛行機も同様に集中砲火してしまう。 国内発なのにパスポートチェックがある。 国内発なのに検疫がある。 帰国検疫ゲートだと思って並んでいたら既得権益ゲートだった。 着陸できても、到着ロビーまでの移

      • 2021に駆ける

        今年も皆様に支えられて激動の2021年を終えることができそうです。後述の業務の大転換より、引き継ぎ業務が年末直前まで発生し、メンタルを崩しかける場面もあり、少し反省。  森林の衛星計測の兼業起業で(勝手出島)の「てんもく」も2期目で、少しづつ安定感が出始めてきました。周りの人にも気にかけていただき、オンラインイベント、Youtube配信、ピッチやリアルでの登壇も増えてきました。  また、メディアにも取り上げていただき、少しづつプレゼンスが上がってきた1年でした。トークイベ

        • 伴走支援されたHさんを振り返って

          Hさんと初めて会ったは、おそらく17年の夏頃だったと思う。当時、私は、担当していた仕事の閉塞感などから、新しい事がしたい、と考えるようになり、たまたま社内のイベントで知り合ったYさんの紹介で、東京支社で打ち合わせることになった。 「ああ、君が宇宙をやりたいって行っている人ね」みたいな事を言われたと思う。ちょうどそのころ、社内でも新事業コンテストをやるような話があり、その年の秋頃に選考があった。 17年は私にとっては厄年で、自転車で転倒して左腕を打った後に車に轢かれ、左足も

        8MATOと私@2022

          粘土層について考える

          社内起業という稼業?を継続して、この秋が来れば3年目に入る。9月には、大きな節目を迎える運びになった。振り返りというほどではないが、活動での既存層との出会いについて振り返る。 この情報化社会。同様に社内でムーブメントをつくった人たちの経験知がネット上に積み重なっており、ちょっとしたケーススタディであれば、これら先駆者の声から拾い上げることができます。あとは、社内文化と照らし合わせたうえで、どういった反応となるか、という予測も、平成のころの気象予報程度には予測できるようにはな

          粘土層について考える

          「本業」というフレーズ

          企業の正社員をしながら、起業をした人間にとって、メンバーやパートナーとリソース調整をしながら、進めることが多いです。その際に「初めから勤めていた会社の業務」の表現に少し苦心します。〇〇(企業名)の業務などと表現する場合が私の場合多いです。 ありていに言ってしまえば副業に対応する「本業」なのですが、このケースの場合、聞き手は副業側が本とした前提で聞き手に回っているため、どうしても言い回しには気を使ってしまいます。そのうち、このような働き方が定着した場合に誰かが便利な表現を考え

          「本業」というフレーズ

          企業内ビジコンからの出口について考える

          プロフィールで書いたかもしれませんが、大企業の中で、全社主催のビジネスコンテストを起点とした有志活動をハンドリングしつつ、出口戦略としての創業を6月に実施しているという立ち位置で、メンバーと方向性についての議論を実施しました。創業メンバーに相当する3人と、後から加わってくれたメンバーとの間とのコンフリクト(というほどでもないですが、一見すると手戻りに見えるようなオーバーヘッド)が顕在化してきたため、出口とそこに対するアプローチの整理を実施。添付のものは、議論に使った表を一般論

          企業内ビジコンからの出口について考える

          社長賞をもらって両利き経営を考える。

          社長賞を3件もらいました。新設された「アクティブチャレンジ賞」という分野で、社外のハッカソンやビジネスコンテストで功績をあげた人を表彰するという趣旨とのこと。 会社がこのような新しいことにチャレンジしているから、応募してみるといいよ、というアドバイスに基づき、昨年のモノづくりイベントでスポンサー賞をいただいた案件。同様に、ビジネスコンテストや、ハッカソンからの事業化を目指すメンバーへのちょっとしたお手伝いでメンバーに連ねていただいた件が重なり、今回の賞をいただけることになり

          社長賞をもらって両利き経営を考える。

          事業創造と"場"の設計について

          今日は、所属している会社の「バックキャスト」(要は将来社会を描いた上で、必要とされる、製品・サービスに落とし込む)活動の飲み会でした。それぞれ3分野に分かれて活動しているリーダ(私もその中の一人ですが・・・)で、ざっくばらんに語り合いました。  もともと、この手の活動は社内であり、私の場合は、人材開発部門のプログラム→全社事業開発部門のプログラム→事業部活動(今ここ)と経験もあり、有志ベースの活動でもある程度知見のある人からの知見もあり、そろそろ事業開発という型が少しづつ理

          事業創造と"場"の設計について

          身近な単語でチームの心理的安全性を高める方法

           身も蓋もないのですが、その手法とはメンバーとさりげなく「う○こ」行ってきます。等のコミュニケーションをとることです。プロマネをしていた時代からこの古典的な手法を活用し、効果を感じています。先日、某勉強会の2次会で、チームメイキングの話しをした際に興味をもっていただけたのでnoteに書き残します。  もともと、私のおしりは強い方ではなく、過去2回痔の手術をしたことがあります。主治医に至っては3大都市圏におり、万全の体制なのです。話しがずれましたが、ともかく便意には忠実に生き

          身近な単語でチームの心理的安全性を高める方法

          テレカンでアイスブレークをする方法

          コロナウィルスによりテレカン(電話会議)をする機会も増えましたが、とくに初対面の方との打ち合わせは緊張するもの。そんな緊張を解くための手法を今回ご用意。 1.「れいわおじさん作戦」これは「令和」と表示したipadを電話越しに相手に見せて笑いを誘う手法。菅さんのように、しれっと出すことがポイント。あらかじめ電話会議システムの画面に合わせて、文字も反転しておきましょう。 2.「私はレバノンにいる」発言。これも自信ありげに発生するのがポイントです。但し気づかれない場合もあるので

          テレカンでアイスブレークをする方法

          社内起業家が放談「映像研には手を出すな!」 #4

           今日は金曜日、変化の大きな一週間でした。2つの業務が重なった上に、以前アポ取りしていた副社長報告が早まり、水面下で協力してくれている2つの部署の方達と共に執務室前に集合。神回と呼ばれている第4話と同じようなシチュエーション。まさに「細工は流流・仕上げを御覧じろ」でした。  ・・・生徒会とは異なり営利企業での新事業提案。すぐに予算、という訳にはいかないにしろ、大きなエールと、社内連携の可能性に繋がる報告でした「楽しくなってきた!」。  また、今日は変革行動支援金という会社のシ

          社内起業家が放談「映像研には手を出すな!」 #4

          社内起業家が放談「映像研には手を出すな!」 #3

           本日、予算審議委員会クラスのイベントが明日実施できるようになり、ワクワクな私です(仕事が超多忙なこの時期に→マーフィーの法則)。プレゼンの前の骨子作りってなんでこんなに盛り上がるのでしょう。さて、第3話です。 【第3話】 「あの看板を下ろしたくなかったら、とにもかくにも実績作りです。」 POCを小さく回す。たとえショボくても、失敗でも、経験→知識のサイクルを回せているというのが何よりも実績に。 「自分が楽しいからやっているだけです」「浅草氏は利己的な人間です」 楽しいか

          社内起業家が放談「映像研には手を出すな!」 #3

          社内起業家が放談「映像研には手を出すな!」 #2

          今日は第2話についての放談。登場する3人の「好きなことを素直にやる」という絵は本当に共感できるし、今の社会に生きる中での生きづらさといった障壁を低くしてくれる感じがします。 【第2話】 「映像部名乗ってアニメつくればいいんですよ」 インキュベーションプログラムにしろ、ハッカソンにしろ、思考の枠を外して活動テーマの拡大解釈をするというのが重要。私たちも、人か物が動けば、それはすべて「モビリティに関するテーマ」という解釈でエントリーした経緯があります。 「今のハプニング映像も

          社内起業家が放談「映像研には手を出すな!」 #2

          社内起業家が放談「映像研には手を出すな!」 #1

          http://eizouken-anime.com/  ふとしたきっかけで、社内起業という迷い道にはまり込み、偶然出会った3人で社内インキュベーションプログラムにチャレンジ。ファイナルピッチを経験し、そのまま1年間の活動へ。  ロケット打ち上げで親しくなったHさんおすすめのアニメ、「映像研には手を出すな」録画だけしておいたのを先日まとめて観た際に、ドはまり。こりゃ社内起業の話しだ、と感じ、つれづれに名言をピックアップして所感をつけていきます。  ちなみに3人のなかでは、浅草

          社内起業家が放談「映像研には手を出すな!」 #1