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モバイルWi-Fi


金欠である。


今に始まったことではないが、金欠である。


ようやくバイトやインターンが始まったからとはいえ、そんなにがっつり稼げるわけでもなく、細々とやっていかなくてはならない。



一人暮らしを維持するにも、家賃が数万、交通費に6,7千、食費2万、あと諸々固定で引き落とされるものが2万円ほど、

ものすごーくざっと計算しても、8万以上はかかる。


ここに買い物とかを入れたりすると、もう一桁上にいくんだろうか。



3月までは毎月マメに家計簿をつけていたので、改善点がどこなのかといったデータは揃っている。


まず一つに、食費だろう。

日で割ると700円弱なのでさほど多いように見えないかもしれないが、飲み物や間食など、出先でついつい買ってしまうといった出費が目立つ。

水筒を持参したり、大入りのお菓子を買っておやつ用に少量持ち歩くなど、工夫はできそうだ。


他には、家賃と交通費は動かせないので除外すると、上の計算には交際費(飲み代やプレゼントなど)が含まれていなかったが、まだまだ外出に慎重なムードは続きそうなので、この点はあまり考えなくてもよい気がする。



気になるのは、固定で引き落とされる”諸々”だ。

要はクレジットで支払いをしているものなのだが、その内訳を見てみると、Netflixなどのサブスクなどが多かった。ここら辺も削るべきなのかもしれない。


しかし、それらはさほど大きな額ではない。問題は2つだ。


まず一つは、4月から払い始めたある講座の月賦が2万弱であること。正直これはかなり痛い。

痛いのだが、途中でやっぱ辞めますが料金システム的に厳しいので、今のところ辞めるのは難しそうだ。

恐らくここを削れば大きく財政状況も改善されるのだろうが、以前から熱望していた講座でもあったため、なかなか踏ん切りがつけられない部分もある。

不思議なもので、こうやって削るかどうするかなんて考えてると、元々あった自分の熱意まで疑ってしまうのだから、お金のチカラは恐ろしい。


もう一つのネックは、モバイルWi-Fiのレンタル料金だ。

こちらは月に数千円ほどかかっているわけだが、この端末の調子があまりよくなくて、それにしては高いよな、、と腑に落ちない部分が多々ある。

そしてこれも解約した方がお金がかかる仕組みなので、とりあえずこのまま使い続けるのが最善だと思う。

皆さん商売がお上手だなと心底感心する。

いや、俺がバカなだけか。



ふと、自分は当たり前のようにWi-Fi、何ならスマホの通信料とかって払ってるけど、これって何にお金がかかっているのだろう、という疑問が生まれた。

もちろんサービスや技術に払っているという重要な要素があるのだろうが、スーパーでバナナや肉を買うのと違って、Wi-Fiの電波も、スマホの電波も目には見えない。

目に見えないものに、僕はお金を払っている。何なら引き落としという目に見えないかたちで。


もし、そういう通信系のサービスが、本当は何の専門技術も整備もいらない、そこらへんに生えてる草みたいに自分でも簡単に採れるものだとしたら嫌だなーなんて思う。


まあ、そうだとしてもそれに気づかないほど私は無知で愚鈍だ。



あー、バイト探さなきゃ。




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