見出し画像

早慶戦!稼ぐ力が強いのは早稲田?慶應? -大学決算書類から見えてくる早慶の特徴- #269

今日はいつもの双子育児ネタとは異なり、本業ネタで、私立大学の稼ぐ力について書きたいと思います。

企業会計では、5月は3月末決算の発表シーズンで、6月下旬には株主総会が行われます。日経新聞には上場企業の決算が報道されますが、大学の決算が掲載されることはほぼありません

実はあまり知られていませんが、大学業界も5月下旬から6月にかけて、大学の決算が公表されていきます。

大学に通われていたことのある方は、ご自身の出身校にはいくらの資産があり、いくらで運用して、どれくらいの利益が出ているのかをご存知でしょうか?

大学によって稼ぐ力が異なるので、今回は大学決算の早慶戦と題して、早稲田大学と慶應義塾大学の2023年度の決算書類を分析し、勝手に決算版の早慶戦を行いたいと思います!果たしてどちらの大学の方が稼ぐ力が高いのでしょうか。

なお、学校法人会計は、企業の会計とは異なるため、見慣れないキーワードがたくさん出てきますが、ポイントになる点に注目して分析をしてみたいと思いますので、事前知識は不要です。


大学のマネタイズポイントは大きく分けて4つある

ここから先は

3,057字 / 4画像
この記事のみ ¥ 500

よろしければサポートお願いいたします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費、双子育児の挑戦に使わせていただきます!