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私はプロコーチになる。

私は、このnoteをもって宣言します。キングダムの信をイメージして(笑)、恥ずかしく自信もないですが、勇気を出して宣言形式で記述します。正確には、「なりたい」です。(笑)

『私はプロコーチになる。』

これから私がコーチングでご支援することになる方、またこれからコーチングを受けたいと思っていて合う人を探している方にとって、私のコーチングへの想いが分かるようにnoteを書くことにします。

私にとって、コーチングとの出会いに至るまで、決断してきた選択の数々は必要不可欠なものでした。不思議と現在職を失った状態で、病気を患い、こうして自分と向き合う時間ができたからこそ、私は自分が本当に宣言するほど志すものに出会えたのだと思います。

コーチングについては、私がお世話になっているTHE COACH Academy

を運営するこばかなさんのnoteが分かりやすいため、ご参照ください。

私はコーチングを学べば学ぶほどワクワクが抑えられず、自分という人の目指す姿、やりたいことと一致していることに驚きます。5年後、10年後、20年後にこう言っている自分の姿をイメージしています。

『天職です。』と。

ビジョンについて

『人が自発的に、自分らしく幸せな人生を歩む選択のできる社会に貢献する』

これは私の掲げるビジョンです。何故このビジョンを掲げるに至ったのか、その背景について記述します。

このビジョンを掲げるようになったのは、2019年度末の頃で、1度目の転職を考えた際です。自分がどう生きていきたいかを模索していたあの頃、自己認識を高める中で、キーとなる体験が大学時代のサークル活動でした。

チームのコーチという立場と、リーダーという立場を兼任した私にとって、キーワードとなるのは”自発性”“信頼”という言葉でした。

この時の経験が、私という人間を象徴し、ビジョンを明確に持つことに繋がりました。そしてその実現のためのスキルこそが、コーチングであるということを、コーチングと出会い、学ぶ中で感じています。

だから私は、プロコーチとして、コーチングを通して『人が自発的に、自分らしく幸せな人生を歩む選択のできる社会に貢献する』の実現に向けて邁進して参る所存です。

アルティメットサークル

私が大学時代に最も時間を費やしたことは、勉学でもアルバイトでもなく、このアルティメットというサークル活動です。そもそもアルティメットとは何かという疑問が生じると思うため、以下の動画をご参照ください。

活動は週3日で、学校がある平日は3時から日没、休みの日は朝から日没まで練習に明け暮れていました。また集大成は夏に開催される学生選手権です。関東エリアで予選が開催され、予選を突破する上位のチームが全国の予選を突破したチームと競い合う学生選手権本選に進むことができます。そして私達が目指していたのが、この1年に1回の学生選手権で、チーム創設して以来初の本選出場でした。

動画をご覧頂きお分かりいただける通り、意外と激しいスポーツです。そして非常にマイナーでもあります。人を集めることも、人を定着させることも、そのメンバーで勝ちを追い求めることも、全てがメジャーなスポーツの体育会組織とは異なるという点が私を成長させてくれました。

そしてこの組織を作り上げるために日々意識して行動し、成し遂げてきた経験こそが、私の人生のビジョンへと繋がり、プロコーチを志す所以となっています。

サークルに対するモチベーションの相違

では何が難しかったのか。それがモチベーションの相違があるメンバーと共に、勝ちを追い求めることです。アルティメットサークルは、アルティメットをやりたいという想いを元々もってくる人ばかりではありません。

皆さん、サークルのイメージはどういうイメージをお持ちですか?

・仲間でワイワイする
・週1回程度集まり、軽く運動する

こんな印象ではないでしょうか。一方体育会にはどういうイメージをお持ちですか?

・大学生活をスポーツに捧げる
・授業とアルバイト以外は部活の時間

ざっくりこんな印象でしょうか。

そしてアルティメットサークルに入ってくる人達の最初の印象は前者が多いです。現に人を集めるために、新歓はサークルの印象を全面に押し出して勧誘していました。体育会のイメージを打ち出すと、人を集めにくいためです。

そのサークルの印象のもと集まったメンバーと、体育会ばりに活動したいと思って集まったメンバーで活動し、勝ちを共に追い求めていくというような組織こそがアルティメットサークルです。

この結果、どういうことが起きるかというと、体育会の意識のもと入ってきたメンバーと、そうでないメンバーの間での大きな意識の違い、溝が生じます。

どちらも勝ちたいとは思っています。だからサークルに残って、辞めずに活動をし続けています。しかし、その想いに大きな差があるのです。勝ちたいけど、勝てなくても皆と過ごせる時間が楽しいという方の喜びに比重が大きく傾くメンバーにとって、そこまで勝ちにこだわる必要はありません。

これはどちらが良い、悪いということではありません。あくまでも人の考え方の相違であって、価値観が異なるだけなのです。しかし、それがお互いに分かりえないことによる反発が生じます。

結果、どちらかがマジョリティ(多数派)になり、辞めていく人が増えたり、組織として勝ちたいけど勝てない、雰囲気も悪いというような悪循環が生じることに繋がっていました。

私は4年生で主将という立場になり、考えます。「どうしたら皆の大学生活が、このサークル活動を通して、より豊かで幸せなものになるだろうか」と。そして意識してきたことが

・フラット且つ平等であること
・ミスを責めないこと
・励まし、フォローすること
・チームメイトに敬意をはらうこと

とにかく日頃の声がけや、コミュニケーションの中で、このことを意識してメンバーとコミュニケーションをとるようにしていました。時には直接このことを伝えたりして、メンバーに浸透するようにも心掛けました。

その結果、メンバーの中に強く根付いたのが仲間に対する“信頼”であったと思っています。組織の雰囲気は、1〜4年生の全ての層に対して良い作用が生じ、非常に良くなりました。組織としてまとまりがでてきた結果、1人1人のスキルは決して高くないチームでしたが、勝ちという体験が増えてきます。メンバー1人1人がお互いを信頼し、組織に一体感が生じたことで、皆がこのチームで勝ちたいと”自発的”に思うようになっていったのだと思います。

これがモチベーションの相違による壁をぶち壊してくれました。

コーチングとの繋がり

この1年間の経験は、私とコーチングを結びつけ、またプロコーチを志すということに繋がったと思っています。

私はチームメンバー1人1人により構成されたこの組織のお陰で、最後の大学生活1年間を素晴らしい年にすることができました。そして何よりも嬉しかったことは、チームのメンバーも最高の1年間になったと思ってくれた点です。

皆の人生が少しでも楽しく豊かなものになればと思っていた私としては、同級生や後輩達の多くが、その1年間を通して少しでも人生が幸せになったと感じてもらえたことが何よりも幸せなことでした。

ここで私は、今までなんとなく誰かの役にたてた時に嬉しいと思ってきた自分が、どういうかたちで人の役にたてると自分が嬉しいかが明確になりました。この経験こそが、私が何のために生きているのか、何をして生きていきたいかをはっきりさせ、言語化することに繋がります。それが、『人が自発的に、自分らしく幸せな人生を歩む選択のできる社会に貢献する』ことです。私という存在が人の幸福感が高まるきっかけとなることで、自身の幸福感も高まったと感じたことで、明確に言語化することに繋がりました。

そしてコーチングとはまさに、人の人生の幸福感を高めていくことだと思っています。クライアントの”自発性”を促進したり、クライアントと”信頼”し合うことで、幸福感を高めていくことに繋がります。どんな人にでもその人ならではの特徴があり、可能性があります。その可能性を信じ、敬意をもってコーチングすることで、その人の幸福感を高めていくことができ、生きることの喜びを高めていくことができます。

横並びになり、同じ方向を向いて共に人生を歩んでいくことで、人の幸福感が高まることこそが、私にとっての幸せなのです。

ましては20代で転職をして精神的に悩みわずか4ヶ月で退職を選択し、更にがんを経験している最中の私は、「今」という瞬間を幸せに生きることの大切さも痛感しております。未来のために「今」を犠牲にするのではなく、「今」を最高に幸せにするべきです。だからこそ、コーチングでその人にとっての「今」を少しでも幸福感に溢れる瞬間に近づけるお手伝いがしたいのです。

決して立派な人生を歩んできたわけではありません。ただ信じているのは、誰にでも可能性があり、人生を幸福にすることができるということです。1人で悩み、苦しくて、精神的な苦痛を味わう人々も多くいると思っています。少しでもそういう人を減らすべく、私は皆様にとって、私という存在だけでなく、コーチングやカウンセリングなどが身近であってほしいと思っています。

このように生きていくことこそが、『人が自発的に、自分らしく幸せな人生を歩む選択のできる社会に貢献する』ことであり、私にとってやりたいことでありながら幸せなことです。だから、コーチングを学び、そしてプロコーチを志しています。

少しでも多くの人の人生が”幸せ”に満ち溢れますように

以上です。
最後までお読みいただき有難うございます。

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追記

コーチングのクライアント体験希望者を募集しております。私は現在スクールでコーチングを学習しており、少しでも皆様のお役にたてるよう実践をしながら習得に励んでおります。

コーチングに興味がある/コーチングを受けてみたい/同じようなことに魅力を感じる/同じように悩んでいる、悩んできた/シンプルに話してみたい/何か相談してみたい等々、何でも嬉しいので、是非下記フォームからご応募ください。

よろしくお願いいたします。


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