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カシマシ小娘

和服の後ろ姿とトワイライトみたいな色使いが素敵なイラストをお借りしてきました。
いい。
みんなのフォトギャラリーを見ていていつも思うのですが、本当に素敵なイラストばかり。世の中には才能あふれる人がこんなにもいるのかと驚きます。人の感性とは興味深いし面白い。

さて、本日ですが。
タイトルに「カシマシ」なんて言葉を持ってきたのは思い出の音楽について綴りたかったからです。

既にお察しの方もおられるかもしれませんが、私の思い出の音楽はエレファントカシマシさんの楽曲です。
かっこいいですね、エレファントカシマシさん。

中学~高校にかけてよーく聴いておりました。

初めて聞いた楽曲は「悲しみの果て」。名曲ですね。
これはね、本当にびっくりした。
兎に角かっこよかったです。もう、美味しいもの食べた時に美味しいしか言えなくなるみたいな感じです(笑)

中高時代って色々考え込んだり、悶々としたりするじゃないですか。
私も例に漏れずその状態で、何が気に入らないんだか何が悲しいんだかわかないけど、自分のことを全然好きになれず苦しいようなそんな気持ちで過ごすことが多かったんです。

そんな思春期の良くわからない心の不安定さにエレファントカシマシさんの楽曲は凄く効きました。

通学時、下校時、バイトの合間、テスト勉強中、就寝前。
兎に角ずっと聞いていましたね。
私が一番聞いたのは、「sweet memory~エレカシ青春セレクション~」というベスト盤のようなアルバムでした。
既にタイトルに青春って入っちゃってましたね(笑)
思う壺か私は(笑)

最近そのことをふと思い出して、あの頃聴いていたエレファントカシマシさんの楽曲を聴き返してみました。

これね、皆さんも経験あおりかもしれませんが、驚くほどにあの頃の心の感覚が蘇ってくるんですね。あの時していたこととか、そういったことも芋づる式といいますか、ドヴァぁぁぁっとでて参りましたよ。匂いすらしてきちゃうかと思った。

でも、あのころとはちょっとだけ違う感覚もあったりして大人になったなぁなんて思ったりもしました。

懐かしい感覚に襲われる中に、当時の私の心細いのに強がってた小さな背中が見えるような気もしてね。
そんなカシマシ小娘に手が届くならそっとさすってやりたいな、とね。
感慨深いですよ。

音楽って写真や動画とはまた違う、感覚が生々しいアルバムみたいなところありますよね。
それがまた素敵なんだよな。

今日も眠る前にそんな懐かしい楽曲たちに耳を傾けようと思います。



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