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今年のJリーグは面白い!!!

前書き



 先週の土曜に富士フィルムスーパーカップが行われ、昨季天皇杯王者の川崎が昨季リーグ王者の神戸を下して、蹴春到来を知らせました。そして来る金曜日からいよいよ明治安田J1リーグが開幕します。エディオンピースウィング広島というサンフレッチェ広島の新スタジアムにおいて、こけら落としの一戦として、広島は浦和レッズを迎えます。この試合を皮切りに、J1、J2、J3の各リーグが開幕します。ます。去年も同じような記事を書きましたが、断言します。今年のJリーグは面白いです!!!

ということで、今季のJリーグを例年の変化を見ていただいた後に、主にJ1を中心に綴っていき、少しでも今年のJリーグに興味を持ってもらうのがゴールです。ということで、よろしくお願いします。

昨季から今季の方式変更点

 実は、2023シーズンからJリーグ全体で大きな変更が3つあります。それぞれどのような変化があり、その変化によってどのような影響があるかを見ていきましょう!

① チーム数がJ1~J3 で20チームに統一!

 変更点の目玉の1つが各リーグ所属チーム数の変更です。昨季まではJ1が18チーム、J2が22チーム、J3が20チームでしたが、今季からは統一されました。J1所属チームの試合数が1節あたり10試合に、合計すると各チーム38節行われることになります。1チームあたりの試合数が増えるというのは、楽しみも増えるということですので、ファン・サポーターからすれば嬉しいことではないでしょうか?

② 昇格プレーオフの変更

 シーズン終盤に行われた昇格プレーオフも正式に変更されます。今まではプレーオフの勝者が上位リーグの対象チームと対戦し、アウェイ且つ90分以内に勝利をしなければ行けないというルールから改定。プレーオフの勝者がそのまま昇格するという形になります。これにより、昇格プレーオフの盛り上がることはもちろん、例年以上に残留争いが熱を帯びます。下位3チームの自動降格となれば、残留目安の勝点も上がります。それだけに、シーズン終盤の残留争いがどうなるか要注目です!

③ JリーグYBSルヴァンカップ

 こちらも大きな変更点の1つですが、リーグカップの大会方式が変更されます。J1~J3所属の全クラブが参加するノックアウト方式になり、それぞれのカテゴリー間での試合が増えます。したがってJ3のホームスタジアムにJ1のチームが来るということも増え、より地域にとってはJリーグが身近になり、更にJ3のチームがJ1のチームにジャイアントキリングなんてことがより多く見られるかもしれません!

J1の展望 ~どこが優勝してもおかしくない!~

 今季のJリーグも面白くなることが必至であると言い切れる理由。それは、各チームの戦力差がそこまで大きくない為、どのチームが優勝しても、逆にどのチームが降格してもおかしくないからです。

 一作季まではボール保持型全盛期で、横浜FMと川崎フロンターレが戦力的にもサッカーの完成度としても突出していました。その均衡が破れたのが、昨季です。相手のボール保持に対していかにプレスでハメるかを試行するチームやミドルブロックを敷いてスペースを消す守り方に対して前述2チームが苦戦し、横浜FMは終盤の失速もあって2位に、川崎に至ってはチームの転換期であったとはいえ8位に甘んじました。そして優勝を果たしたのが前のシーズンで残留争いをしていたヴィッセル神戸だったのです。神戸はまさにボール保持というよりはプレスからのショートカウンターとブロックからの疑似カウンターが高い精度を保って優勝に成功しました。

 そのうえで、今季のJリーグは戦術的には転換期なると予想します。今までリーグを引っ張っていたボール保持型の2チームがそれぞれ監督変更や選手の大幅入れ替えで転換し、昨季優勝の神戸やスキッペ監督3シーズン目の広島など各チームが着実に戦力の上積みをしています。その争いに大型補強を敢行した浦和レッズや名古屋グランパスなども加わることが予想されます。と、すでに6チーム紹介していますが、ここに書かれていないクラブが参戦してくる可能性も大いにあります。現に昨季の開幕前に神戸が優勝すると思った方は少なかったと思います。

 優勝争い以外にもたくさんの見所があります。残留争いは3チームが降格ということになり、先述の通り多くのチームが争いに加わる可能性がありえます。残留争いというのは主に降格圏チームの勝点が高ければ高いほど、残留水準の勝点が上がるので、自ずと残留争いに加わるチームが増えます。そして今季は各チームの戦力差に大きな差がないので、「え、このチームが???」ということも予想されます。

 個人に目を向けると得点王争いもよりハイレベルになると思います。昨季は神戸の大迫勇也と横浜FMのアンデルソン・ロペスが22ゴールで得点王に輝きましたが、今年は各チームにそれぞれゴールゲッターが揃っています。この得点王争いが個人の争いのように見え、実は得点王争いが順位争いに大きく関わります。実際昨季の得点王所属チームが首位、2位ということもあって順位に直結しました。このように、今季も各チームのストライカーがどれほどチームを勝利に導き、得点ランキングも盛り上げられるか注目です。

Jリーグの楽しみ方 ~あなたなりの楽しみ方を~

 毎週のように行われるJリーグ。好きになれば早く週末が来い、早く試合が見たい!となりますが、楽しみ方も人それぞれ。某赤いチームに一喜一憂する僕みたいに、チームのファン・サポーターの人もいれば、アイドル感覚で選手を推して見る人や、ファンとか特に無くて全体を見る人など人それぞれの楽しみ方があります。

 Jリーグを見る方法としてDAZNで見る、現地に行くという2パターンで予想されますが、筆者は1回でも現地観戦するということを推奨しています。試合前のイベントやそのスタジアムのグルメやマスコットなど試合前から1つのテーマパークのようなワクワク感が現地にはあります。また、試合後もサポーターとのあーだこーだ話したりなど、たくさんの楽しみ方があります。試合もスタジアムでしか味わえない臨場感やサポーターの歌声など間違いなく、現地でしか味わえない雰囲気がスタジアムにはあります。

 更に、昨季から正式に開始されたWINNER。試合結果の予想を1口200円からでき、当選金がもらえるスポーツくじになります。W杯のときから流行り始めたサッカーくじで、単純にスコア予想して試合を見ることでまた違った見方ができます(案件ではありません)。また、オッズを覗いていると下記事のようなことも・・・

 またWINNERを本気でやり始めると、対象チームのニッチなデータが読み取れたりもするので、これもまた一興です。筆者もやってみようかしら…笑


最後に


 毎年のように「今年のJリーグは面白い」と筆者は豪語していますが、それだけJリーグの魅力が毎年上がってきています。Jリーグのレベルが上がれば自ずと日本代表も強くなることに繋がります。今年も筆者の贔屓チームである浦和レッズの優勝を願いつつ、Jリーグの魅力を感じる人が更に増えていき、Jリーグの盛り上がりが増していくことをサッカーファンとして願います。それでは、2024シーズンもJリーグを皆さんで楽しみましょう!!!


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