JR西日本の関西の駅の案内放送が変わった
皆さんは、駅の案内放送を耳にしたことがありますか?
何気なく聞いていると聞き逃しそうになります。
大阪駅を例にその変化について記します
■いつから?
今年の、3月のダイヤ改正で北陸新幹線が
延伸され特急「サンダーバード」号が
大阪ー敦賀に短縮されそのあとに
変更された模様。
なお、ホームにある電光表示に
スクロールされる内容がそのまま
放送されるようになっています。
その文言が一部変更になっています。
■後発電車が先の駅に先着する場合
「5番線の電車は、快速、加古川行きです。
明石・加古川には4番線の新快速が
早く着きます。」
下記に変更。
「5番線の電車は、快速、加古川行きです。
明石・加古川には4番線から出発します
新快速が早く着きます。」
「出発します」という単語が付け
られるように。
■宝塚線の電車の先着案内
「6番線の電車は、16:00発普通
新三田行きです。
立花・甲子園口には参りません。
立花・甲子園口へは尼崎で
お乗り換え下さい。
伊丹には、この新三田行きが
早く着きます。」
「伊丹にはこの新三田行きが‥」という
文言が追加になっています。
宝塚線の普通電車は概ね、川西池田で
後続電車に追い抜かれるので
なぜ、伊丹なのかはよくわからないです。
■大きな変更点、終電案内
今までの放送では、「○○線の最終電車です」
という案内だけでしたが、
ものすごく詳しくなりました。
「4番線に停車中の電車は21:54発
丹波路快速、篠山口行きです。
篠山口で、福知山行き最終電車に連絡します。」
この放送は、課金が要らない列車の福知山連絡
最終の案内です。
続いて、真の福知山行きの最終案内です。
「4番線の列車は、22:10発特急こうのとり27号
福知山行きです。
この列車は特急福知山行きの最終列車です。
篠山口で福知山行き最終電車に連絡します。」
なぜ、2つ最終を案内しているかというと
福知山まで行く最終という意味と、
篠山口ー福知山間の各駅
(特急の停車しない駅)へも最終だという
案内。
なお、先述の21:54発の丹波路快速が受ける
普通福知山行きと特急こうのとりが受ける
普通福知山行きは同じ列車です。
ものすごく、詳しく放送されるように。
「11番線の列車は、20:54発
特急サンダーバード49号敦賀行きです。
この列車は、敦賀方面行きの最終列車です。」
ここでは、敦賀で、北陸新幹線の接続が
あるので、「方面」とつけている。
つまり、接続して福井・金沢・富山へ行ける
という意味。
かつて、北陸方面へは東海道新幹線で米原経由
で行くと、さらに遅い時刻も利用できたが
現在は実質的にこの列車が最終。
「21:03発関空特急はるか59号関西空港行きは
21番線から発車します。
停車駅は(略)です。
この列車は、関空特急、関西空港行きの
最終列車です。お乗り遅れのないように
ご注意ください。」
確かに、特急の最終ですが関西空港へ行く列車は
1番線から1時間20分ほどあとまで
関空快速の設定があります。
なお、特急は列車とつけて、普通は電車とつけてます。
■接続案内
「22時ちょうど発新快速、姫路行きは、
5番線から発車します。
停車駅は‥(略)、西明石で加古川行きに、
加古川で、網干行きに連絡します。」
接続案内が詳しくなった。
実際には、各停車駅で接続の普通列車はあるが
(例えば芦屋で普通西明石行きとか)
複々線区間の接続案内はせず
複線区間のみ案内が流れる。
■非経由案内
先述の丹波路快速は
「尼崎から先、芦屋・三ノ宮方面には参りません。
お乗り間違いのないようににご注意ください。」
新快速、播州赤穂行きでは
「相生から先、有年・上郡には参りません。
有年・上郡へは相生でお乗り換え下さい。」
なかなか、目新しい案内です。
そんな先まで行く人どんだけいるの?
って感じだけど。
■まとめ
案内が詳しくなった
ただ、尺が長くなって全て放送し終わる前に別の放送が流れたり入線案内が入ったりする。あるいは、隣のホームと被ったりする。
まだまだ他にも放送の内容が変わった点はあるけど、この辺で。
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