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美しいボールパークを現実に~ほっともっとフィールド神戸

 メジャーリーグの様な球場を目指したとされる、ほっともっとフィールド神戸。かつては、オリックスブルーウェーブの本拠地でした。

どんな立地の野球場?

 元の名前を「グリーンスタジアム神戸」と言っていました。神戸の山の中にあるという感じです。このすぐ近くには陸上競技場もあり、一体が運動公園になっています。かつて、ユニバーシアード神戸が開かれ会場として建設された経緯があります。また、すぐ近くを山陽新幹線のトンネルとトンネルの間の明かり区間があります。この区間を神戸市営地下鉄と交差します。また、地下鉄の車庫もあります。

 運動公園駅の隣には学園都市駅とあり、まさに大学などが集中している地区ですね。この辺り(運動公園を含め)はその昔は山の中で、大規模開発ででた土砂を活用しポートアイランドや神戸空港などの埋め立てに使われたとか?こういった開発を神戸市が主導で行ったことから神戸市株式会社なんて言われたこともありましたね。

 また、高速道路の結節点も近い立地です。阪神高速山手線と神戸淡路鳴門道との結節点の布施畑ジャンクション・インターチェンジがあり、神戸地区の高速道路における最も重要ポイントが至近です。淡路島や四国方面へのアクセスも便利ですね。

繁華街からのアクセスはどう?

 神戸市営地下鉄で海近くの新長田からは一気に山岳トンネルを駆け上がるといった感じです。総合運動公園駅が最寄りの駅になります。

 クルマでアプローチする場合、神戸の中心地三宮からは山麓バイパスを走ると意外と速く着きます。山麓バイパスはうまく神戸市街地を避け西神地区を三宮と直結する道ですね。

もっともっと活用を(笑)

 「グリーンスタジアム神戸」がプロ野球チームの本拠地として活用されていた期間が短く少し残念な気がしています。今は、オリックスバファローズの準本拠地で年間にほんの数試合しか使われないのはもったいない気がしています。やはり、野球は屋外スポーツだというのを印象付ける球場だと思います。最近はドーム球場が多くなりましたが自然の中で行われるのを実感できる球場ですね。

 三宮から地下鉄で20分かかり、もっと大きなマーケット(人口規模として)の大阪市内からはさらに30分ほど掛かるアクセスの悪さは理解できます。でも、あの美しいフィールド、そして観客の観戦しやすさは国内随一だと思います。また、外野席のバックに見える木々の美しさは、最高ですね。

名前の良さ

 今は、ネーミングライツで「ほっともっと」ですが、かつて「グリーンスタジアム」という名前でした。最初に聞いた時には斬新でした。それまであった名前は「〇〇球場」というのがほとんどの時代でした。そして、最新は「〇〇ドーム」の時代です。そこに、このカタカナの響きは美しさを感じたものです。

 また、ここで観戦したいな

 オリックスには、もっとほっともっとフィールドでの試合数を増やしてもらえないかなと思う日々です。

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