東京で赤い電車の朝の混雑状況を見る
まあ、どこでもそうだけど、
平日の朝ラッシュは混雑する。
でも、少しでも空いた電車に乗ることで
朝の体力を温存したところだ。
■京急の朝ラッシュ
三浦半島の住宅地から、
多くの通勤・通学客を横浜・東京方面に
運ぶのがメインになる。
金沢文庫・上大岡などから
横浜で降りる人も多くいる。
しかし、京浜間の利用も多い。
そのため、朝ラッシュは、本線では
快特の設定は皆無といってよい。
■平和島で通勤ラッシュを見る
この駅は、京急で品川に最も近くで
普通電車と優等列車が接続をとる駅である。
朝ラッシュの上り方向には快特の設定はない。
特急が4分続行でやって来る。
普通は10~12分毎。
さらに羽田空港から急行が10分毎に追加される。
7:46の特急の後からが本格的にラッシュ。
都営線直通特急→品川止まり特急→急行→
普通の順でパターン化されている。
合わせて、1時間に最大23本ということになる。
この駅の特徴は、都営浅草線直通列車が
混むということである。
特急は、4両を品川で切り離して直通する。
品川止まりの特急は12両つないでいるものの
階段から遠い一番後ろなどは比較的すいている。
もちろん、普通は6両編成で
特急の半分の両数ながら空いている。
品川行き特急のすぐ後ろには浅草線直通の急行が
来るが、急行の方が混雑する。
■12両編成の電車の一部が車庫へ
上り品川行きの特急だった編成は折り返し、
そのまま回送で車庫へ引き上げることが多い。
一方で、都営浅草線直通の特急の12両編成の
場合、品川で切り離し作業が行われる。
そこで、8両編成のみ地下鉄線へ直通。
残った4両編成は、一旦引き上げ線へ。
下りの別の都営線直通特急と連結する。
そして、増結された方は、京急川崎行きとして
営業運転した上で
次の神奈川新町駅で切り離し作業を行う。
なお、切り離す神奈川新町駅のホーム有効長が
8両編成分しかなく1つ手前の
京急川崎で営業を終わる。
神奈川新町駅では、12両編成の増結用に
使われた車両が切り離される。
■下りダイヤは空港行きは快特中心
下りの場合は、羽田空港利用者が多く、
荷物が多い客が多い。
そこで、羽田空港方面は、停車駅を絞った快特で
運転されることが多い。
日中にも快特の設定はあるが、
朝はその割合が高い。
できるだけ、通勤利用と空港利用とを
列車で、分けようという配慮である。
■まとめ
・京急本線の朝は快特は空港方面のみで本線は特急ばかり
・特急は12両編成である
・都営浅草線直通特急がよく混む
・逆に品川止まりの特急は比較的すいている
・下りは羽田空港と通勤利用と分離されている
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