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TABU
2014年5月19日 17:40
神楽坂の街をつらつらと歩いてたどり着く。引き戸と間違えがちな戸を押して中に入る。すぐに「いらっしゃいませ」の声。一人であることを告げると、低いカウンターの角の席が勧められる。左隣には、若いカップル。L字型のカウンターの右端にはおそらく仕事の同僚である年輩の男性とそこから二十は離れているであろう女性。小上がりにちらほらと数組みの客といった感じだ。 女性が私の前で膝を折って注文を聞きにくる。とい