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理想の上司が絶対悲観主義だったら素敵かもね〜読書感想〜

こんにちは、ほどほどです。
今回ご紹介する本は、楠木建さんの『絶対悲観主義』です。

この本は、「絶対悲観主義」とは?といういわゆるハウツー本ではなく、
「絶対悲観主義を持つ著者がいろんなことを書いたコラム」
だと思って読むと納得できます。

そもそも絶対悲観主義とは、著者いわく、
「物事はうまくいくとは限らないんだから、頑張らないほうがいい」
というような考えなんです。

上から目線だと思う方もいるでしょう。
でも、それが良いんです。
今の時代は上司に結果を求められることが多いから、こうやって励ましてくれる上司はむしろレアですよね。

でも、難しいなぁと思うのは、
絶対悲観主義は基本ネガティブ思考だから、
「最初から出端をくじくような事言わなくても…」と思う人もいそうだし、
「頑張りすぎて周りが見えなくなってたので、このアドバイスは良かった」
と思う人ももちろんいそう。
私はどちらかといえばポジティブ寄りだから、絶対悲観主義ではないかな〜。

個人的には、この本で著者が読者に何を伝えたかったのかは正直わかりませんでした。
でも、週刊誌のコラムを読んでる感じで、読み応えはあります。笑えるところもたくさんあります。世の中のいろんなことに疲れてきたときにオススメの1冊です。

この本も読書コミュニティの課題図書になってなければ出会わない本でした。
選書してくださったlectioに感謝です。

#66日ライラン


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