見出し画像

思考を「選んで」最良の選択をしよう〜読書感想〜

こんにちは。ほどほどです。
今回ご紹介する本は
『まっすぐ考える』です。著者はダリウス・フォルーさん。
サンマーク出版からでています。

タイトルだけを見た印象では、『エッセンシャル思考』のような優先事項を決める考え方かな?と思って読んでみましたが、すこし感覚的に違いがありました。

自分なりにまとめた感じでは

☑この本の問い
「心の静寂を手に入れるにはどうすればいいか?」

☑問いに対する答え
「現実をまず把握する、その上で周りの意見も聞きながら、地に足をつけて考える」
・・・ちょっとわかりにくいですよね。

☑具体的にどうすれば?
「問題に直面したときに、自分に存在するいろんな思考
(例)いらいらしてる、失敗したらどうしよう・・など
をきちんと自覚して、その中から最善の思考を選ぶことができるということを理解する」

もうちょっとわかりやすく書くと、
なにか問題があったとき、当然のようにいろんな思考(思い)が頭に浮かびますよね。
自分のせいじゃないとか、誰が悪いとか、いろんなことがうずまきます。
その状態を一歩離れた距離から見たときに、まるで牧場の羊のように頭の中は思考だらけの状態になっています。
そんなときに、思考停止してしまうのではなく、最善の思考を「選んで」行動することが大切なんですよ。
ということだと解釈しました。

『エッセンシャル思考』のような「今必要ないものは切り離す」という思考もこの中の思考の一つだと思います。

以前『反応しない練習』という本を読んだことがあるんですが、

この「反応しない」という思考も自分の中では大事かなと。
自分を俯瞰して見ることができるような気がしています。

他に印象に残ったのは
読書をしたり、何かを学ぶことはとても大切で、それぞれに関連がなかったとしても、いつか点と点が一本の線のようにつながるときが来るかもしれない。そのためには点を増やしておく必要がある。
という考え方です。

たしかに、いろんなビジネス書なども読みましたが、
「あれ?この表現どこかで・・・?」という場面に出くわすことないですか?
実際には思い出せなくても、どこかで得た学びという点が繋がって線になるときが来るんですよね。

今回読書コミュニティ「lectio」で読書会に参加して、感想を話すことができたのも大きかったです。頭の中が話すことによって整理される。
やっぱり口に出すって大事。


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?