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2020.5.14.(木) リモートセッション記念日

昨日は日記を書いたあとに友達のドラマー・宮川剛君とリモートセッションの実験をしてた。川崎---東京間の遠隔演奏。

まずはNETDUETTOをセッティング。楽器の音だけだとコミュニケーション取りづらいので連絡用にZOOMも開く。一応繋がったが、70ms(0.7秒)以上の遅延。試しに「ベステンダンク」やってみたら16分音符一個分くらいズレて大笑い。

その後、LANの設定を1から再設定したり。ツイッターでも参考になりそうなページを教えてくれた方がいて感謝。これなど↓

NETDUETTOは誰かがホストとなって「ルーム」を作り、そこに誰かを招待してセッションする。試しに宮川くんホストでルームを作り直してもらって、連絡用ZOOMもPC内で立ち上げるのは止めて、携帯のLINEテレビ電話に切り替える。すると遅延は17msくらいまで減少!(改善した原因はまだ検証できていない)

自分の音はNETDUETTOから返さず、オーディオインターフェースで直接聞くセッティングにしてモニターバランスを調整したら、今度は普通に演奏できた。ちょっと興奮。毎日歌ったりギター弾いたりはしてるけど、誰かと合奏するのは7週間ぶり。やっぱり、ひとりじゃないって素晴らしい。

その後、宮川くんがキーボーディストの永見行崇くんを誘って、3人でセッション。だんだん慣れてくると、隣の部屋で演奏しているような不思議な感覚に。気がつけば開始から7時間経過、夜中の2時。

音質はMD的な圧縮・コンプ感があって、スタジオで録ってる時のヘッドフォンの音とは別物で、ニュアンスも圧縮されているバーチャルな感じはある。でも、そんなことを抜きにして、ほとんど遅延を感じないで離れて演奏できるのは何とも言えず、楽しかった。

設定はまだまだ研究の余地あり。DAWを立ち上げてプラグインとしてNETDUETTOをインサートすればとそのまま録音できる、、、とマニュアルには書いてあったが左chしか録れなかったり、原因不明の症状もあり。(まだβ版だからやむを得ないか)

すでに動画+音で二人くらいでリアルタイムテレセッションを試している方が何組かいるみたい。もちろん演奏は自然に合わせられるが、離れていると映像はどうしても現状0.3秒ほどの遅れが生じる。細かいリズムの曲だと、動きと音がズレて感じられる。その映像と音のズレを完全に合わせてリアルタイムで配信するには、特殊な機材と技術が必要らしい。自分だけで実現するのはちょっと難しそうだ。でも、いつかやってみたいな。

もうしばらく実験を続けて、このやり方で録音もためそう。

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今日は見事な日輪(halo・ハロ)が撮れた。

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グリーンバックの布が届いたので、クロマキー(合成)の実験。まずまずの成果。弾き語りは、マイク1本だけ立ててバランスとりながら歌うのが一番音はまとまりやすい。この動画、音声は録った時のまま何も変えてない。

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*歌とナレーション、担当してます。


グリーンが美しい季節。

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