2020.11.24(火)何かを見て、前に見たことがあると思ったらシャッターを押すな
今年人生初のミラーレスカメラ(SIGMA fp)を買った。初めは操作に慣れるのに懸命で、きれいな写真が撮れるだけで楽しかったけど、だんだん「綺麗」は当たり前になってきて、写真表現そのものの深みに惹かれているところ。
寝る前にホンマタカシ「たのしい写真3」を読み始めたら止まらなくなった。ダイアン・アーバスがアレクセイ・ブロドヴィッチのワークショップで聞いて生涯教訓とした「何かを見て、前に見たことがあると思ったらシャッターを押すな」という言葉、僕も座右の銘にする。
近所の店に行くときでも、必ずカメラをぶら下げていく。いつもと違う裏路地に入ると、思いがけない被写体に気づいたり。なんでもない景色を違う角度で見て、切り取る。アート=斜めの視点。
コロナ禍の単調な日々に、自分で日々に彩りを添えるように。
そんなこんなで、曲を作る。
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