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2020.3.22.(日) SAKURASAKU

春分の日から始まった3連休は3日とも4月の陽気で、桜はもうすっかり咲いた。いつもならきっとtwitterのタイムラインに桜が溢れ出すのだが、今年は(僕のタイムラインでは)ニュースをシェアする人が多く、まだ桜は咲き誇っていなかった。

明後日の「新生音楽」(シンライブ)の発信会場となるecho & cloudスタジオを下見。ギターアンプなどチェックさせてもらう。とにかく音がいい。

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帰宅後、配信の開始前30分間に流すBGMを仕上げる。郁子ちゃんが沖縄で即興で録ってきたピアノと、僕がiPhoneで即興で録ったアコギを基本に、リミックスしたり、シンセ重ねたり、結局1曲作ったり。作業も全部即興、夏〜秋〜冬〜春をイメージした流れで作った。一度カセットに落として質感整えて完成。2年位前にカセットのマイブームが来た時にストックしてあったテープが役に立った。

なんでここまでやるのかって?
時間あるし、ずっと宅録は趣味だし、見てくれる人を驚かせたいので。
それだけ。


これ作ってた大学生の頃のこと思い出したり、


ナタリー・ワイズでこのアルバム作ってた頃のこととか思い出した。このアルバムにはクラムボンの3人が参加してくれてるんだ、そういえば。ナタリー・ワイズは大人の事情で残念ながらサブスクに入ってないので、CD探してみてください。


お気付きのとおり、このアルバムへのオマージュ。
24年も前だなんて、信じられない。


    見てね。目つぶってるけど。


毎年、桜の季節にはハナニラの花も撮ってしまう。

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連休はあまりに天気が良くて、でもほとんどのイベントもディズニーランドも自粛・また自粛で、行き場のない人々は公園に溢れかえり、結局レジャーシートなど広げ、普通に花見をしていた模様。あと、聖火ランナー見たさに沿道に人が溢れかえっていたとか、さいたまスーパーアリーナで知事の自粛要請を聞き入れずにK-1が開催されて満員だったとか、自粛生活の憂さが様々な場所で爆発した印象。

僕は怖がりだし、もともと人混みは苦手なので行かないし行けない。自粛・自己責任で曖昧なまま進む対策はいかにも日本的だけど、イタリアの惨状、欧米諸国が日々禁止事項を強めていくさまや、アフリカにも感染が広がりつつある情勢を見るに、この未知の疫病をナメてかかると痛い目を見るんじゃないかと強く感じている。


キチムのライブからちょうど今日で1ヶ月。
世界はすっかり変わってしまった。
少しだけ強い風が吹いた春の東京は、まるでぼんやりしてた。
僕も音楽をやっている時だけは、今を忘れてる。

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