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2020.6.2.(火) #BlackOutTuesday

今日SNSでは、真っ黒の画像と「#BlackOutTuesday」のタグをシェアする動きが広まった。アメリカの黒人のジョージ・フロイド氏が白人警官に命を奪われた事件に端を発した、人種差別と暴動への抗議だ。

アメリカには友人・知人がたくさんいるから、彼らのSNSを通じて、日々現地の緊迫感がリアルに伝わってくる。「中国がくしゃみをしたら世界経済が風邪をひく」とジャッキー・チェンが言っていたらしい(実際、そのとおりになった)が、今の米国の動乱は、特に日本にとって「対岸の火事」では済まないはずで、いずれ火の粉が日本にも降ってくるのではないかと思う。どんな形になるのかは、まだ想像もつかないが。

日本の我々も、感染の心配や学校や仕事のことはずっと不安だ。でもアメリカはコロナの死者も多く、日本よりさらに深刻な事態に陥っている。戦後日本人がずっと憧れてきた世界のリーダー・アメリカが、今、炎上している。「内戦」と呼ぶべき状態なのかもしれない。

ショッキングな映像が拡散しがちだが、暴動ばかりではない。


appleもPC版 apple musicのトップ画面でこんなメッセージと共に、黒人音楽のプレイリストを流している。

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AI自動翻訳・DeepLによる翻訳:
音楽、創造性、文化を定義する黒人の声を不動の支持として、私たちは私たちの声を利用しています。この瞬間、私たちはあらゆる人種差別や不正に反対して発言し行動することを求めています。



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まだ情報を調べるのに精一杯で、咀嚼しきれていない。
6月に入って、世界はまた大きな曲がり角を曲がろうとしている。

外出自粛も解除されたし、日記は6月で一旦止めようかと昨日まで思っていたのだが、Apple Musicのメッセージにも大きく触発されて、この激動の時代を記録しておかなければという義務感のような衝動にかられた。

東京は自粛解除されたと思ったら早々に感染者が大幅に増え、「東京アラート」なる謎の(強制力があるわけではない)宣言が出され、さりとて実態は何も変わらないという混迷の中にいる。

それでも今は、暴力と差別に支配されたアメリカや、依然デモが続く香港よりは平穏に生きられることを感謝すべきなのかもしれない。

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*最後に、今日撮った写真を。

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