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教育の機会均等に本気で向き合う

17歳の頃から強く持った政治の想いが「戦争なき世界」と「子どもの教育の機会均等」。私は競争を完全に否定しているわけではないが、とにかく親の財力で子どもの未来が決まってしまう社会はなんとして変えなければならないと考えていた。

受験に限らず芸術やスポーツでもそう。学校で機会均等にしても学校以外の塾などに行けるかどうかで子どもの能力に差が出る。これほど不公平なことはない。

函館の公立小中から函館ラサールや中部、早稲田大学で周りを見た時から明らかに学生の家庭の質が変わっていったのを肌で感じながら成長した。大学時代、塾講師をし生徒と接して親御さんとの面談でも痛感した。その後、インドネシアに行った時に、どうしようもない貧富の差を目の当たりにしたことから日本の格差は比較的小さいと感じだが、また沸々とその想いが高まってきた。

もし真の市場原理主義者であるなら、世襲、金持ちの子どもだけが有利になる教育は良しとしないはずだ。真の市場原理主義者であるなら、まずは全ての子どもがお金があろうとなかそうと同じスタートラインに立たせることを保証しそのためのルールや環境を創らなければならない。それが競争原理を愛する人間が求めることのはずだ。

社会全体で子育てする、教育するこという理念を達成することは、子どもの教育の機会均等を実現することにもつながる。

高野はやと@江東区