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あなたへ     森沢明夫

亡くなった妻からの遺言状が2通。
一通は「故郷の海へ散骨してくれ」との一行
もう一通は、故郷の郵便局留、
二人で旅をするはずだった、キャンピングカーに、遺骨とともに旅に出る。
途中で出会う人々の人生が、物語のなかで繋がっていく。

妻の故郷についてからも、漁港の人たちは暖かい、
舟を出してもらい、散骨をするが、そこで初めて、涙する。
ありがとう!という言葉がよく似合う小説です。

今日も”凛”って 風鈴の音がした。

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