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遠い故郷


父を思いながら、公園を散歩する。
いつも愛犬を連れて散歩していたって言ってた。
遠くには那須の山々も眺められる。
下にある公園で、子供が小さかったころ遊んだっけ。
思い出は尽きない。


駅から実家に行く途中にある神社。
かつてあったブランコはない。
輪くぐりした夏、年越しにきた冬、悩み多き少女だったころ
お願いした季節は秋だったか。

帰省とは、懐かしい家族との時間なのだろう。か、、、
何か今回だけは違う気がした。
それが何なのかは、もう探ろうともしない自分。

晴れ渡った、北の大地、北海道の山を眺めながら、文字を綴っている。
とても心地よい。

眠れなかった数日分を、帰ったその日の夜に、まるで清らかにながしてしまうかのように、深い眠りに包まれた。

そして一週間ほどたったろうか、やっと読書できる時間ができて、いつものように本に夢中になる。
読書もちょっと悲しかった自分の心を清浄してくれるような気がする。

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