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読書感想文:野獣の書シリーズ/ロバート・ストールマン

『孤児』、『虜囚』、『野獣』
ひとつ、どうしても思い出せないものが思い出せないんだ!とか思いながらやっぱり思い出せない。うう。

それとは別に、ストールマンと言う人の作品。
唐突に思い出したので、三部作並べてみました。これも揃えるの大変だったんだ、孤児が出てから10年くらいして初めて買ったもので。SFは旬を逃すと大変だどころか、はしりをのがすと(野菜か)結構手に入りにくいのです。
現在はネットが普及してて、なんて便利な世の中になったんだ!とか思うのですが、上記のように題名思い出せないと使うに使えないのでした。

ところで、野獣の書の話。
変身ものでした(微妙に違う)。いや、なんか変身してました、でもって多重人格だった。
SFというかファンタジーと言うか、ちょっと変わった作品だったのですが、何で突然思い出したんだろう。
3人いるんですよ確か。でもって、子供と子供と、大人で結婚してました。
我ながら(というかいつもながら)なんて断片的な言い草なんだ…。

ていうか、なにが引っかかって思い出したのか、それも気になる。
他の思い出したいものに引っかかって記憶から出てきたのか、まあそんな気もしますが。
実はラストが思い出せないので、でもってなんだか神秘主義的なラストだったような気がするので、感想は控えておきます。
ですが、子供の後ろに見えかくれする野獣の影は好きだったな、確か1冊目が一番好きだったのですが。

3冊目は怒りながら読んでいたような。
そんな記憶もありつつ。
3部作は割と曲者です。

(2006/9 書いたのは2006年だが多分読んだのは30年前くらいになる。途中までは変身ものSFとして謎を追っていたが、三冊目くらいにネイティブ・アメリカンへの傾倒や、神秘主義への傾向が一気に増えて、読み手としては不完全燃焼だった。アメリカのネイティブ・アメリカンへの迫害の歴史と復権の運動と政治運動などのことをもっと細かく把握していれば読み方も違ったのだろうが最初読んだときは何しろ若かった)




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