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私と散歩とラジオとネコと車輪の犬

みなさん、健康状態はいかがですか?

私は季節の寒暖差にやられて、あまり調子はよくないですが……。

とはいえ、最近は散歩を継続して行って体力を付けようとしています。

ここでテーマ「私と散歩」でひとつ、話にお付き合いください。


散歩に必要なものはなんだろう……?

靴? 足が痛まない範囲で履きなれた靴でいい。
服? 着の身着のままで局部が隠れていればいい。(待て)
時間帯? ……登下校の明るく挨拶してくる小・中学生に不審者と通報されないように紳士・淑女たれ……。

……ちなみに挨拶してくるのって、犯罪への防犯効果が……といった豆知識はそっと置いておきましょうね……。


そう!必要なのはラジオとネコと車輪の犬なのです!

寂しい。

でも、人と話すのはこわい。

そもそも、コミュニケーションが下手なんだから、会話に混ざったら即黒歴史になって、夜に一人反省会をして悪夢でうなされてしまう。

そんなときは、ラジオを友達にすればいいんです!

対話の代替。

それが私にとってのラジオとの出会いであった。

今はradikoやインターネットラジオが充実しています!

そして、散歩に丁度いいくらいの長さ(30分から1時間)でおすすめです。

今日から始める聞き上手。


続きまして、ネコ。

これは言わずもがなでしょう。

散歩はなるべく、住宅街の路地裏に入るべき。

狭ければ狭いほど、ネコの隠れ家があるのです。

かわいいネコどこ?と街中を歩いていれば、自ずとスポットが見つかることでしょう。

ただ、ひとつだけ絶対に守らなければいけないルール。

ネコとの距離感には気を付けましょう。

かわいいなぁと思いながら、目だけ追って、そしらぬ顔でゆっくり通り過ぎる。

それが人間という従者にとってのご主人様への気配りというものでしょう。(星新一のショートショートにこんな話あったよね)


そして、最後に〝車輪の犬〟になります。

私は公園でひとり、ベンチに佇み、待ちます。

そう。かわいいおばあさんが〝車輪の犬〟を連れてくるのを……。

まぁ、なんのことはないのです。SF的転回など、中々日常には存在しませんからね。

おばあさんはゆっくりと歩く。

そして、犬は少し前を楽しそうにリズムを取って歩く。

その犬は2本しか足がない。

前足だけが残り、後ろ足がないのです。

おそらく、車に轢かれてしまったのでしょうね……。

じゃあ、どうやって先に進むのか……。

それは、おばあさんお手製の調整された〝車輪〟。

犬用の車椅子の出番というわけです!

幸せそうにいっしょに歩くおばあさんと犬。

そこにいたるまでには、看病や後悔、悲劇や苦労がいっぱいあって、きっと、大変だったことでしょう。

そんなストーリーを勝手にこちらが想像して、少し胸が痛み、少し優しくなる。

車に轢かれて、今度はおばあさんの優しい〝車輪〟に救われて、犬は悲しいのかな?嬉しいのかな?

今を生きる動物に、そんな感傷は必要ないのかもしれませんね。

おばあさんと一緒に歩くその一瞬一瞬。

それだけが重要なのでしょう。

ベンチに佇む傍観者Aはお見送りをして、幸せのお裾分けを頂いて、少しだけ明日を前向きに生きられるというわけです。

と、今回は取りとめのない話をだら~と書かせていただきました。(難しかった……)



いつまでも、みなさまに幸せな日常があらんことを。


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