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こんにちは。更年期で疲れやすくなっている女性に自信を取り戻していただくために筆をとりました。

更年期の気なる症状「体がだるい・疲れやすい」

更年期の女性の約7割が悩まされる疲れやすさ・体のだるさ。激しい運動をしたり、神経を使う作業を長時間続けたら誰でも倦怠感や疲労感を感じますよね。しかし、普通なら供促や睡眠をとることで解消ができます。

ところが更年期世代の女性では、疲労感がずっと続くことがあります。 以前は楽しんでいた趣味やちょっとした用事が「やりたいと思わない」、「人に会うのが面倒だ」 「外に出るのが億劫」と感じ、やる気や気力の低下、気分の落ち込みやイライラを招くことが少なくありません。

以前性差医療の権威者である天野恵子先生が、更年期で大学で論文が書けなくなったので、大学から退いた、と言われています。

医療従事者でも更年期による倦怠感や疲れなどでこのようなことがあるとお伝えすると理解していただきやすいと思います。

なぜ疲れやすくなる?

年齢を重ねると卵巣機能が衰えて、エストロゲン(女性ホルモン)が急激に減少します。そのため、エストロゲンの分泌をコントロールしている脳の部位・視床下部がいくら指令を出しても分泌されないため、視床下部は混乱を起こします。 このように、ホルモンバランスの乱れによって脳と体がアンバランスになっているのが、更年期(閉経をはさんで前後5年ずつの期間のこと)です。 こういったアンバランスをなんとか元に戻そうとして、体も脳も無理を重ねているのが更年期で、ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり・発汗)、冷え、肩こり、めまい、耳鳴り、頭痛、うつや不安感など、精神的にも身体的にもさまざまな不調が起こります。

更年期に自信がなくす人が多い

さて、更年期の方から最近ご相談をいただく中で「自信がない」「私はこんなこともできない」とおっしゃるのをよく聞きます。(特に女性が多いです)

よくよくお伺いすると、私には到底できないようなことを当たり前のようにされていることが山ほどあります。でも「すごいですね」と感心して言うと皆さん「大したことない」っておっしゃるんですよ‥とても不思議です。

ちなみに褒められたらそのまま「ありがとう」と言う方が幸福度が高いことも研究でわかっているので、自分の良さを褒められたらどんどん受け入れてくださいね。

理由としては、ほめられて謙遜すると「この人はほめられるのがあまり好きじゃないんだな」と相手がほめることをやめてしまうからと言われています。

自信をなくしてしまう習慣

さて、あなたは自分の「できてない」一面だけをクローズアップしてないでしょうか?

これは実際のユーザーさんのお話です。

私は認知行動療法を学習し、何日かかけて5000字も色々文章を書いたけど「それでも不安になったりする」と悲くなってしまう。

しかし、こちらからすれば「5000字もやったんですか!?」という驚きです。

そういった経験は偉大です。

実際に進めてみて難しいことはなんだったか、比較的自分にとって簡単だったことはなんだったか。この方法の良いところや悪いところは何か。どういう人に勧めたいか…やった人にしか気づけないことですし、その人しか発信できないことなのです。

何か行動できた自分をほめよう

「実際にやった」行動そのものについて大いに自分でほめてあげて欲しいと思います。でもみなさん、そこに目を向けず「まず結果に目を向けようとしてしまう」のです。結果はやりながら伴うもの。でも、何か行動しなければスタートもできないのです。

結果のことを考えるよりも、毎日がんばっているご自身をまずほめていただければと思います。

え?今更年期で体調が悪くてほめるところがない?悪いなりになんとか一日をこなせたらその自分をほめてあげましょう。辛いなりに「こんなこと頑張れた」という思いが大切です。

私も事業をやりながら失敗が9割です。でも心が折れないのは「経験が宝」だと知っているからです。失敗も誰かに共有すると参考になることがあります。「しくじり先生」という番組もありますよね。

起業家同士の仲間では失敗とその中の気づきを共有しつつ、財産として扱っているのですよ。

ですから、うまくいかないことだけにフォーカスせず、やったことやその行動からの気づきに目を向けていただきたいと思います。

何に目を向けるか

人は得意なこと、不得意なこと山ほどあります。しかし、不得意なことや今うまくできないことにフォーカスすると辛くなってしまいます

特に体調が悪い時、メンタルが弱っているときはそれは自分を傷つける行為だということを知っておいてください。

よく「コップ半分の水」を「もう半分しかない」と思うか「まだ半分ある」と思うかと言われます。

「半分しかない」と思うと、どうしようという不安が出てきます。でも「まだ半分ある」と思うと気持ちも違うでしょう。

同じ半分のコップの意味をどうとらえるかは実はその人次第ですし、「こういう時はまだあるって思った方がいいんだな」と知っているだけでも違います。

そして、残り半分の中で何ができるかを考えて行動出来たら満点です。

また、「まだ半分しかないって思う私はダメなんだ」ではなく「私はこういう思考のクセがあるから、気をつけよう」という気づきを得ることこそ進歩なのです。

みんなに良い顔をしない

生きている限り万人に好かれることは不可能に近いです。

あなたに「気が合わない」「好きではない」と思う人がいるように、あなたのことを「気が合わない」「好きではない」と思う人がいるのはとても自然なことなのです。

だからといって、人を攻撃しても良いかというのは別の話ですから、仮に攻撃する人が出てきたとしたらそれはそれできちんと対処する必要はありますけどね…。

アンチの力をどう生かすか

昔、歌舞伎役者の市川海老蔵さんが「自分にはアンチがいて、何をやっても文句を言ってくる人がいる」と言っていました。


同時に彼には熱狂的なファンがいます。あなたにもあなたのことを大切にしてくれる人、心許せる人がいるでしょう。そういった人との関係を大切にすることがとても大切です。

更に彼はとても興味深いことを言っていました。

「アンチの中の1%にとても的確なことを言ってる人がいる。そういったことには耳を傾けなきゃいけないし、それを無視すると自分は天狗になってしまう」

人の意見を聞きすぎてもだめですが、すべてスルーしてしまうともしかしたらとても本質的な意見を聞き逃してしまう可能性もあります

その判断が難しいのですが、私自身は

①自分の人格否定ではなく行動についての意見である
②対案を言ってくれている(こういう風にしてみたらどうか?など)
③私が変わったからと言ってその人に大きなメリットがあるわけではない(でもあえて伝えてくれている)

といった観点から判断しています。耳の痛い話でも本質をついている話もあるのです。そういった人の意見は自分が「行動」を改めた時必ず喜んでくれます。しかし、アンチは違います。あなたがどんな良いことをやっても石を投げてきます。

周りの意見すべてに振り回されてしまうのは不幸なことなので、こんなことを基準にしていただければと思います。

頑固さと柔軟性を併せ持ちつつ、自分を認めてあげられる生活ができたらよいですね。

あなた自身の価値は誰かが決めることではありません。大事なのはあなたが「幸せ」と思えるかです。


もし「幸せ」と思えないのであれば、どんな行動をしたら幸せになるのかを追及してみると良いかもしれませんね。

何かに参考になりましたら幸いです。

さて、私どものサービスを使われる方は責任世代であり、心がゆらぎ日々お悩みを抱えながら頑張る女性たちです。

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