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退職を申し出たらこうなった!退職報告後の3社様々なリアル体験をまとめてみました。

今の会社に不満があるなら転職してみたら?と簡単には言いますが、辞めるのにもかなり勇気とパワーが必要です。
真面目であればあるほど、辞める時のパワーが必要なんです。

無責任にすぐ辞めてしまう人もいますが、そうでない人も多いので、退職代行サービスなんていうものが出来たりするのです。

ということで、この記事では私の経験した退職の模様をお伝えします。

社員が辞めるって会社にとっては、少なからずマイナスですし、経営者にとってもあまり気分の良いものではありません。
経営側に就いた今、その気持ちはよくわかります。

しかし、退職はスキルアップやキャリアアップを求める当人にとってみると、避けては通れない道なのかもしれません。

退職したいけど言い出せない、退職を申し出た後の勤務が心配、などでお悩みの方が退職代行サービスに申し込む前に、ちょっとした退職シミュレーションしてみるのに参考になると幸いです。

1社目システム開発会社:
有休消化なんて出来ないからね・・

最初に勤めた会社は、東証のシステムが落ちた一件で有名な大手企業のグループ会社でした。

20代だった当時、若くて体力あるだろうということで、様々な炎上プロジェクトをたらい回しにされたり、問答無用の長期遠地出張を1日前に言い渡されたりして、会社の駒として扱われるのに嫌気が刺したのと、もう少しエンターテインメント性のある仕事がしたいという、漠然とした気持ちで退職を決意しました。

退職を考えていた当時は社外に常駐しており、なかなか自社に出社する機会がなく、退職を伝える機会は自分で作らないといけない状況でした。

ある日、意を決して上司に時間を作ってもらい、退職の意思を伝えました。
初めての退職だったので、言い出すのにすごく緊張しました。

退職を上司に伝えると、最初は引き止められましたが、少し話をして私の意思が固いことを確認すると、最後は「急だから有休消化とかできないよ・・」とのことでした。

これは別に意地悪とかではなくて、プロジェクトも進行していたので、仕方のなかったことです。当時の上司はすごく良い方だったので、これに関しては納得はしています。

当時は休日出勤と深夜残業をしまくっており、有休も滅多に取得できない状況だったので、代休やら有休は1ヶ月以上あったはずなのですが、1日も消化できずに終わりました。

今考えてみると、1ケ月くらい有休消化して、その期間に転職活動すればよかったかな、とも思います。
同じ会社を辞めた人は、1ケ月くらい有休消化で出社したりしなかったりしていましたからね。

ただ、当時はひとつのプロジェクトが終了すると、すぐ次の炎上案件に投入されるような感じだったので、早く辞めないとなあなあになって、退職時期を引き延ばされるのではないかと思っていたのです。
(実際に辞めるという噂だったのに、いつまでもいる人もいたので・・)

そして退職日が決まり、客先常駐していたので、そのプロジェクトが終わったら、そのままフェードアウトという感じでした。

会社には最後の出社日に、挨拶をしに行った記憶はありますが、課での送別会などは一切なかったですね。正直、もうよく覚えていないです。
遠地出張や客先常駐ばかりだったので、自分の所属している課に誰がいるのかすらよくわからない状況でしたから。

退職を言い出すのに、すごく緊張もしたし、かなり迷いましたが一度言ってしまえば、あとはなんてことないな、という感じでした。
ただ、別の業界に転職したいと思っていたので、次の転職先もなく、職探しの方が苦労しました。

今思うのは、大手企業だと替えは効くので、退職することに関して、そこまでピリピリしなかったなということです。
その後入社した零細企業だと、一人辞めるのは会社にとって痛手なので、かなりピリピリしたムードになりましたので・・

2社目デザイン会社:
ちゃんと仕事しないと、社会保険の手続きとかやってやらねえぞ!

2社目は初めて入ったWeb制作会社だったのですが、社長が怖い人で、なかなか退職を言い出すのに勇気がいりました。
辞めた理由というのは、他の記事に詳しく書いているので、この記事では割愛します。

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