腰痛から考えるコーチング活用の手段と環境

少し前、腰を痛めまして若干生活に不自由をきたしていました。
その後、整骨院に通ったり、自分自身でのストレッチなどのケア、生活動作の修正などで痛みは改善されました。
学生時代に激しいトレーニング伴う競技スポーツをやっていたため、その頃から繰り返す痛みなのですが、長い人生これとずっと付き合っていくのでしょうね。

なってしまったことはしょうがないのですが、どうすればそうならないようにできるか、なってしまう原因、なった際の対処法などを検討してみました。

分析:どこが痛い、原因はなにか、対処はなにか、副次的なものはなにか

対処:外的要因→整骨院
  :内的要因→ストレッチ、軽度な運動、姿勢改善

結果:腰痛改善、姿勢改善、生活動作の修正、関節可動域の改善

予防:ストレッチ、軽度な運動、姿勢を含む生活動作改善


これって会社でのコーチング活用と似てるなと思います。

外部からのコーチングは外的要因の整骨院の立場にあります。
しかし、これだけではすべてが解決するわけでもなく、内的なものとして、自身やチーム、部署、会社などがその状況を改善する努力も必要となります。そのために、病院の医師や整骨院の方(コーチング含む)に治療やどうすればならないようにするかなどのアドバイスをもらいます。
治療によって痛みは治まるかもしれませんが、これまでと同じような動作や生活様式ではまた繰り返してしまうことでしょう。
そのために、自分自身で予防のためのストレッチを行ったり、姿勢や生活動作の改善などを行っていきます。実際は治療よりもこちらが重要になると思います。
例えば、長時間座って仕事をする場合、猫背や骨盤の後傾などの姿勢がずっと続けば、それだけ身体に負担になりますね。なので治療で一時的に回復させるよりも、自分自身がどうなっているのか、どうすれば改善するのか、どうすれば予防できるのか、ということを考えて実践していかなければなりません。

これはダイエットにも当てはまります。
エステに行って施術を受けることは病院や整骨院で治療を受けることと一緒です。
それだけではなかなか痩せないわけで、自分自身で体重コントロールや食事内容の改善、運動等を行っていかなければなりません。
トレーニング講習や栄養指導を受けたからと言って痩せていくわけもなく、自身の努力や考え方のシフトチェンジが最終的に重要となります。

会社の業績改善や上司・部下の関係改善、動機づけなどに関しても、内部の人間が外部のアドバイスをもらい、それをいかに「本人たち」が実践していくかが重要となります。
何が問題なのか、どうすれば改善できるのか、そうならないようにするにはどうすればいいのか、などアドバイスを実践する、それを継続する事により、状態は改善・向上していくのではないのでしょうか。
つまり、会社においても自分自身の努力や考え方のシフトチェンジが最終的に重要となるわけです。いかに考え方を変えるか、どうすれば出来るようになるかなどはコーチと相談し提案を受けることができます。
うまくコーチングを活用し、業務改善や環境改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。