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いまこそ腸活! 感染症対策にもなる、やっておくべきヘルスケア

見るのも聞くのも気が滅入ってしまう感染流行。暗いニュースを見るよりは、視点を変えて自分の健康を見直す機会と捉えたい。
今だからこそ感染症対策にもなる健康情報を、今日はYouTubeの中から紹介したい。

注目するのは、「腸」だ。
「腸」は全身に大きな影響を与えていることがわかってきた。喉から入るウイルスや細菌を捕獲する免疫システムさえ、腸環境が悪いと働かないらしい。

こんな「腸」の話が聞けるのは、現役外科医・石黒先生のYouTube「Dr Ishiguro」チャンネルだ。

このチャンネルで語られているのは、
■感染症予防と腸内環境が密接に関係している理由
自分でわかる腸の不調の見分け方
腸内環境を良くするため、避けたいことと積極的にやるべきこと
大きく分けてこの3つ。

動画を見るのが一番だが、少しかいつまんで紹介したい。

■感染症予防と腸内環境が密接に関係している理由
一般的な風邪、そして今流行の感染症の場合、ウイルスはまず喉付近まで浸入してくる。このとき粘液にあるIgA(アイジーエー)抗体が、ウイルスや細菌などの異物を捕獲してくれるという。だがIgA抗体が高い人もいれば、低いために感染症を引き起こす人もいる。その違いは何だろう。

それは腸内環境の差だと言う。
なぜならIgA抗体を分泌するリンパ球は、腸の中の善玉菌によって作られるからだ。それらは腸から体中を巡り、喉に到達して活動する。キーとなるのは善玉菌。だから腸を整えておく必要がある。

では腸内環境を良くするにはどうすればいいか?
・食生活を見直すこと。
善玉菌を増やすキーは、食物繊維の多い食材。そしてリンゴ、バナナの果物、キャベツ、タマネギ、ブロッコリー、芋、キノコ等の野菜や果物をしっかり摂ること。
・睡眠をしっかりとること
・ゆっくり食べる。栄養の吸収が良くなるから。
・食事の合間に水分を摂る。腸内細菌のバランスが良くなるから。

避けた方が良いこともある。
・加工食品、糖分、脂肪分が多い食品の摂取はなるべく避ける。
・ストレスをためない。

YouTubeでは、これらの内容をもっと詳しくしっかりと、エビデンスを元に紹介している。11分ほどだが、貴重な内容なので是非見て欲しい。

そしてもっと「腸」全般のことが知りたいときは、「本要約チャンネル」がおすすめだ。ここでは「新しい腸の教科書」という書籍本の要約を、30分足らずのアニメで紹介している。

本の内容・知識が、動画を見るだけで楽しく学習できる。30分ほどの番組だが、あっという間に終わってしまう面白さ。この動画を見てから石黒先生の動画を見ると、より理解が深まるだろう。

動画だけでも十分知識は伝わるが、元になった書籍本「新しい腸の教科書」を読めばさらに理解は深くなる。図解やイラストが多く読みやすいのもいい。

本がいいのは、例えば間食をとるのがなぜ悪いのか、睡眠不足がなぜ悪いのか、その理由を論理的に理解できることだ。理由がわかれば間食もせず、睡眠をしっかりとろうと積極的に思うだろう。

*トップ写真はsilviaritaによるPixabayからの画像








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